空知フットパス
<奈井江町・浦臼町・新十津川町・北竜町・妹背牛町・秩父別町・滝川市の7ルート>
 単独 15,7,2〜7、4
空知管内には魅力あるフットパスのルートが全24市町に設けられ、各地域で愛好家団体などの主催によるフットパスも盛んに実施されている。
 それぞれの地域の魅力を楽しめる各地のルートを参考に、フットパスを体験することができる。
詳しいルート解説やMAPは「空知deフットパスルートガイド」でどうぞ!

 このたび、7/4に滝川市で開催された「第28回北海道スキー指導者協会の集い2015北空知大会」に参加のついでに、空知フットパスの内6ルートを歩いた。
 7/2の奈井江ルートと7/4の滝川ルートは普通に歩いたが、7/3の浦臼町・北竜町・新十津川町・妹背牛町・秩父別町の5ルートは、マラニックモードで走ったり歩いたりで、1日で合計50kmも踏破することができた。ちなみに、1日で50kmを歩いたのは、人生初めてである。

○奈井江町「水辺の景色にいやされる奈井江ルート」(8.4km) <7/2 16:30〜18:25 1時間55分 ※徒歩>

 7/2、9:30に函館を出た。奈井江の道の駅に着いたら16:30だったので、奈井江ルートを2時間掛けて歩いた。この後、この道の駅で車中泊。

 このルートの魅力は「いくつもの橋を渡り、田園風景を満喫」となっている。
 アイヌ語で「川」を意味するナイが語源という奈井江町。日本一の直線道路国道12号線の中間に位置し、東西に奈井江川が流れている。かつては炭鉱で栄えたが、今は夫良くな土地を活かし、稲作を中心にの農業を中心とした農商工の町として発展している。  

発着地点の道の駅ハウスヤルビ奈井江

地方にしてはやたらと大きなお寺が目に付いた

明治25年創建の奈井江神社

奈井江文化ホール

昔の酒造所だったレンガ造りの建物

奈井江公園

広々とした田園風景〜後ろは浦臼山

町の中央を東西に流れる奈井江川

安田侃の彫刻が設置されている本町公園

やけにすっきりとしたデザインの奈井江小学校


○浦臼町「樺戸開拓の歴史が見えてくる浦臼探訪ルート」(8.9km) <7/3 4:35〜6:20 1時間45分 ※マラニック>

このルートの魅力は「幕末の志士・坂本竜馬の縁と樺戸開拓の歴史を知る」となっている。

 浦臼町は明治20年に樺戸集治監の囚人によって月形〜晩生内間道路が開削されたことにより拓かれた町。明治32年には月形村より分村。空知管内中央部の樺戸山地と石狩川のあいだに位置する町。開拓者の中に高知県の坂本龍馬の一族や自由民権運動家の武市安哉の名前がある。

 発着点は、浦臼駅。この日は、1日中マラニックモードで走ったり歩いたりを繰り返した。

発着点となる浦臼駅

 

昭和初期に建てられた「尾花商店」とその「石倉」。
石倉は1923年の建築で、この石は札幌の石山のもの。

歴史を感じるモダンな造りの商店と聖園教会

郷土資料館とその前に立つ看板

広々とした麦畑

この地の開拓に尽くした坂本竜馬の養嗣子である
直の妻・留、および次男直衛の墓

衆議院議員を辞職し、キリスト教に基づく理想郷づくり
を夢見て浦臼の原野に入植した武市安哉の墓

聖園農場創始の地碑
武市安哉に率いられた若者たち26人が、キリスト
教信仰 と教育による新しい理想郷建設を目標に、
開いた農場

広々とした水田風景



坂本竜馬の甥・坂本直寛住居跡。
北海道北見の訓子府原野に一族を挙げて移住し、
北光社農場建設に参加した。
武市安哉没後に聖園農場を引き継ぎに浦臼へ移住。


つづく(新十津川ルート・北竜ルート・妹背牛ルート)

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