6:15 自宅発
7:00 上藤城奧の
分譲住宅地
登山 | 地 点 |
7:10
7:55
8:30
8:55
9:15
9:45
10:25 |
車デポ地点
2本目送電線下
502峰
城岱スカイライン
城岱牧場北端
城岱牧場西端
車デポ地点 |
[3:15] | 所要時間 |
11:15 帰宅
|
502峰(三角点名・鷹ノ巣)は、七飯町上藤城地区の裏に位置し、城岱牧場と谷を挟んで向かい合っている里山的なピークである(1)。
今回は、函館山から見える全ピーク踏破を目論んでいるTaoさんに、午前中休みだったSHOさんとリタイア組のFuさんと私がお付き合いする形での山行となった。展望の期待できない里山をピストンするのはつまらないので、私の発案で函館平野の大展望が広がる城岱牧場を回っての循環縦走の計画で臨んだ。
502峰の登りの南尾根末端と城岱牧場から下る西尾根末端が向かい合う地点まで、上藤城の分譲住宅地の道路が延びているので、その道路に車をデポしてスタート。
主にトドマツの人工林に覆われている尾根に取り付く。雪は深くないので快調に歩くことができる。尾根の途中を送電線が2本横切っている。
送電線の下は幅広く刈り払われているので視界が広がる。函館本線や国道5号線、ニヤマスキー場や木地挽山方面の展望を眺めて一休み(2)。
その上は背丈の高い笹薮を漕ぐところもあるが、すぐに、トドマツの人工林に入り、快調に高度を上げていく。やがて、
人工林を抜けると、頂上が近付いてくる(3)。
1時間20分で502峰頂上に到着。
とりあえず、セルフタイマーで記念写真撮影(4)。
こんなピークにも年数の経った赤いテープが枝に巻き付けられ、古い先客がいたことに驚く。
しかし、普通は地上に設置されるはずの三角点測量の反射板?が木の幹に結びつけられて空中に設置されているのにも驚く(5)。どうやらこの赤テープも、その測量時に付けられたもののようである。
頂上の周りは木が煩くて展望はない。駒ヶ岳は樹間からは覗くがスッキリとは見えない。それらの展望は城岱牧場に期待して、頂上からさらに奥に進む。
下り始めてすぐに、正面に横津岳頂上が見えてくる。見慣れてはいるが、この角度からの眺めも新鮮だ(6)。
コルまで下りると、目の前に伐採地が広がる。その端の作業道跡を辿り、冬期間通行止めの城岱スカイラインを目指す。
まもなく、送電線がクロスする地点でスカイラインに出る。そこから城岱牧場の北端を目指すが、スノーモービルのトレースがあって歩きやすい(7)。
スカイラインを20分ほど登って、牧場の北端に到着。ここから牧場の中を斜め横断して、西尾根に繋がる地点を目指す。
西側には、先ほど立った502峰と我々が辿った南尾根が見えるようになる(8)。
北側には、ようやく木に邪魔されない駒ヶ岳が・・・しかし、バックが青空でないので。スッキリとした姿でないのが残念(9)。
あとは、函館平野の大展望を堪能しながら、広大な牧場の中を真っ直ぐ進む。やがて、今度は函館山が見えるようになる(10)。数日前の雨や暖気で溶けた雪が堅く締まっているので、ほとんど埋まらずに歩けるのがうれしい。七飯岳斜面の牧場は何度も歩いているが、こちらの牧場を歩くのは初めての経験・・・・「一度でいいから、この広大な牧場の中を歩いてみたい」との想いが叶って非常にうれしい。
30分弱で牧場の一番下の西端に到着。そこから繋がる西尾根を下れば、スタート地点へ戻れるはず。
c400〜350mの間は、地図からも覚悟してはいたが、もの凄い急斜面である。雪崩れるようにしてどんどん下る。
やがて、斜度が緩み、尾根幅も広くなってくる(11)。
下の方は、倒木や蔓が煩くてすんなりと歩かせてもらえない。それでも、スタートから3時間15分でドンピシャスタート地点へ戻ることができた。下山した途端に、雪が降ってきた・・・実にタイミングのよい天候の変化に感激。
これだけ歩いて、まだ、10:30・・・午後から勤務のSHOさんも十分間に合ううれしい時刻。