本白根山(2171m) <群馬県> (日本百名山) 10,6、06 |
|
横手山から望む湯釜火口と白根山越しの本白根山 |
本白根山探勝路最高地点(2150m) |
||||||||||
・今日の本白根山・横手山・笠ヶ岳は、いずれも、上信越高原国立公園の核心部の志賀高原の山である。どの山も2000mを越えるにもかかわらず、頂上近くまで車で上がれるので、1日に3山を巡ることができた。これまでで最高の天候に恵まれ、展望はどこまでもくっきり・・・この山旅で初めて富士山を見ることができ、特に北アは端から端はまで山座同定を楽しむことができた。 ・志賀高原きっての観光地で、白根山、逢ノ峰、本白根山の総称が「草津白根山」。現在も火山活動が続いているために、白根山は登山禁止となっているし、本白根山の本峰も立ち入り禁止となっている。 ・標高2000mの白根レストハウスから逢ノ峰へ登り、分岐から鏡沼経由コースで本白根山展望所へ。展望所から「探勝路最高地点」(2150m)をピストンし、分岐を左へ進み、逢ノ峰の西側をトラバースして登山口へ周回した。これまでに登った上州の山々がくっきり。探勝路のあちこちに火口跡が見られる。その後、湯釜展望台をピストンしてエメラルドグリーンの水を湛える火口湖湯釜を眺める。 |
||||||||||||
白根レストハウスの向かい側にある弓池 |
逢ノ峰山頂下からレストハウスと湯釜火口と横手山を望む |
鏡池〜湖底の亀甲模様は構造土 |
||||||||||
展望所から富士山を望む〜手前のポコは小浅間山 |
展望所からの榛名山と赤城山方向の眺め |
展望所からの浅間山 |
||||||||||
最高地点から笠ヶ岳と高妻山を望む |
探勝路の両側のあちこちに見られるコマクサの株 |
下山路の途中から本白根山探勝路最高地点を振り返る |
||||||||||
湯釜への登りからの前日登った四阿山と根子岳 |
湯釜への登りからの北アルプスの山並み |
エメラルドグリーンの水を湛える湯釜〜世界一の酸性湖 |
横手山(2305m) <群馬県/長野県> (日本三百名山) 10,6、06 |
|
志賀高原の国道から望む横手山 |
電波塔の建物の裏の頂上にひっそりと祀られている祠 |
||||||||||
・群馬県と長野県の境に聳える秀峰で、太平洋と日本海の分水嶺をなしている。 頂上のすぐ下まで車で上がれるので、登山の楽しみのない山である。長野県と群馬県の境となる日本一高い渋峠(2152m)からスキー場の管理道路をピストンした。多くの観光客はリフト利用で登っていた。 頂上はリフトハウスやアンテナ施設やレストハウスなどが建ち、頂上がとこか判らない。探したら一番高いところに小さな石の祠があった。リフトで上がってきた観光客で賑わっている展望台からは遮るもののない北アの山並みとこれから登る予定の戸隠方面の山や頸城三山がくっきり。山頂ヒュッテで、国内最高地点(2300m)の手作りパンとして有名なパンを2個買って食べた。確かに美味しかったが、値段も高かった・・・。 |
||||||||||||
渋峠からのスキー場の上が頂上 |
スキー場や電波塔の管理道路が登山道 |
頂上を占拠するレストハウスや電波塔の建物群 |
||||||||||
展望台から笠ヶ岳と北アルプスを望む |
展望台から湯釜の火口と本白根山方向を望む |
山頂ヒュッテの国内最高地点の手作りパンの袋 |
笠ヶ岳(2075m) <長野県> (日本三百名山) 10,6、06 |
|
横手山から望む笠ヶ岳と北アルプス |
頂上は岩塔の上 |
||||||||||
・菅笠を被せたような山の形が山名の由来らしいが、それにしてはかなりの尖峰の鐘状火山で、非常に目立つ山である。頂上付近では、柱状節節理が見られ、高山植物が豊富な山らしい。 ・頂上直下の笠岳峠から急な階段や岩場をピストンした。階段を登っていて高度感を感じたのは生まれて初めての経験。呆気ない一山だったが、疲れた体にはきつい登りだった。 ・三山を終えてもまだ昼。しかし、かなり疲れがたまっている。下山後、安い温泉を求めて長野県側へ下る。角間温泉で500円の日帰り温泉傳習館を見つける。そこで、3時間以上ものんびりし、夕食も摂り、明日の岩菅山登山口へ移動した。 |
||||||||||||
登山口と笠岳峠の茶屋 |
高度感を感じて怖かった急な階段 |
頂上直下は荒れた岩の道 |
||||||||||
頂上から先ほど登った横手山を望む |
頂上から北アルプスを望む |
熊ノ湯温泉付近の国道から望む笠ヶ岳 |