家族揃っての
函館大沼プリンスコテージ2泊3日の静養日記
01,8.5〜7

この3ヶ月後に妻は逝きました。これは、医者から勧めれた「家族最後のプチ旅行」の貴重な記録です。

妻の50日にわたる入院生活を経た退院1週間後、
家族揃ってのんびり静養できるいいところがないかと考える。

それほど遠くないところで、自然に溢れ森林浴が十分にでき、温泉があって、
静かで少しばかり贅沢気分が味わえるところ・・・ありました。
身分不相応でまだ泊まったことのない函館大沼プリンスホテルの温泉付きコテージ。

その3日間の少しばかりリッチなリゾート気分を味わった我が家の様子と
プリンスコテージのすばらしい雰囲気を記念にアップしてみました。

8月5日 午後2時、函館の自宅を出発
息子も娘も初めてという最近の函館近郊の名所・城岱スカイライン経由で大沼へ向かう。
途中、城岱牧場展望台から函館の街と函館平野を眺めて大沼入り。

城岱牧場展望台で七飯岳をバックに

途中、大沼名物の山川牛乳のソフトクリームを食べ、大沼団子を買ってホテルへ・・・。
午後3時半、ホテルで受付を済ませてコテージ入り、
息子と娘に「オヤジにしては上出来な選択だ!」と珍しく誉められる。




おいしいビールを飲みたくてコテージ村の散策路を6kmほどジョギングして、温泉に入り、
夕食はコテージ内にある和風レストランでディナー・・・・。



コテージに戻ると、フロントから電話が・・・・「お見舞いが届いていますので、お届けします。」
なんと、大沼在住のAさんからケーキが届く。うれしいお心遣いも大感激!
そう言えば、出がけに「妻を静養に大沼プリンスコテージへ連れて行きます」と
メールを送って出てきたのであった。余計な気遣いをさせてしまい、心苦しくもあり、うれしくもあり!

さらに、そのAさんから紹介されたというホテルの副支配人というTさんという方からも電話をいただく。
「ホームページ見ました。一度ご挨拶を・・・」とのこれまた新しい出会いの始まりである。

酔いが回り、私だけ午後8時にはベッドイン・・・
その後、家族は子供心に帰って花火を楽しんだとのこと



8月6日 午後5時前にコテージを自分だけ抜け出し、
初めから予定していた朝靄が立ちこめる早朝の大沼湖畔一周ジョグ(14.4km)に挑戦。
時間的余裕もあるので途中歩いてもと思ってスタートするが、
1km5分30秒前後のペースでノンストップ、1時間16分で完走できて感激!
お陰でホテルでの朝食バイキングをおいしく食することができた。


この日は、のんびり過ごし、息子は札幌へ帰って行く。
夕方にホテルの温泉に入浴がてら副支配人のTさんと初対面のご挨拶・・・・。

3日目は、これまた妻と娘の寝ている間にコテージを抜け出して早朝散策がてら、
近くの大沼公園展望台の山・日暮山へ登る。

昼までのんびりし、チェックアウト後、帰路に就き、現実生活に戻る


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