朝からスッキリとした青空が広がっていたが、午後から会議が入っていて、遠出はできない。でも、もったいない。午前中だけでもどこか出掛けたい・・・・、ふと思いついて、函館市内の山(1/25000の地形図に山名が掲載されている)で未踏の山を調べたら、わずか2座だった。どちらも登山道はなく、薮山ではあるが、簡単な薮漕ぎで登れそうなので、それを目指すことにした。これで、函館市内の山18山を完登したことになる。
○笹積山(ささづもりやま) <蛾眉野原木線〜南側林道ルート>
7:20 自宅発
8:00 道々970蛾眉野原木線へ
登山 | 地点 | 下山 |
8:20
8:30
8:35 |
林道分岐
斜面取付き
頂 上 |
8:55
8:45
8:40 |
[0:15] | 所要時間 | [0:15] |
蓬揃山へ
|
一昨年の秋に、
近くの一等三角点の気無山と丸山龍神宮の山に登っていたが、そのときはパスして来た山であった。地図で見ると、道々970号線(蛾眉野原木線)がこの頂上の直ぐそばを通っている。どこから取り付いてもわずかな薮漕ぎだけで済みそうである。
道々41号線を恵山に向かって走る。蛾眉野地区を抜けて4.5kmほど走り、右に「丸山龍神参道入口」の看板の立つ分岐から道々970号線()へ入る。道々とはいえ、未舗装で快適な林道そのものである。
途中から、目指す頂上が見え、その直ぐ下を道が通っているのが分かる(1)。
十字路にぶつかるが、そこは左へ進む。その先に、笹積山の北側をぐるっと巻くように蛾眉野原木線は続く。北側の沢型から取り付いても150mほどの薮漕ぎである。しかし、南側にも別の林道が通っているので、それを利用すると、距離は長いが薮漕ぎは少ないと考えて先へ進む。
まもなく、地図に記載されている頂上の南側を通る林道との分岐に到着。しかし、その林道は車の入れる状態ではない。
ただ幸いに、こんな所を誰が何の目的で歩くのか分からないが、はっきりとした踏み跡が続いているので、そこからスタートする(2)。
その林道跡の踏み跡を10分ほど辿り、
薮の薄そうな南側の斜面から最短距離で頂上を狙う。山名の割には笹の丈は低く、簡単に掻き分けて登ることができる(3)。
5分もしない薮漕ぎで、平坦な頂稜に出る。
一見どこが頂上か分からない感じだが、4本の木に赤いテープが巻かれているところがある(4)。こんな山でも、私以外に登る人もいるようだ。そこが頂上らしい。
そこを目がけて進むと、案の定、その中央に三等三角点(点名・笹積山)が直ぐに見つかる(5)。
ただ、周りは木で囲まれているので、展望はまったくないのが残念である。それでも、簡単に、まずは、一山ゲット・・・車まで戻り、次の蓬揃山へ向かう。