三頭山(1009m)B
6:00 稚内発
10:45 雨煙別コース林道入口
登山 | 地点 | 下山 |
11:15
13:15 |
5合目登山口
頂上 |
15:05
13:35 |
[2:00] | 所要時間 | [1:30] |
15:30 政和温泉(入浴)
18:30 雨竜道の駅(泊) |
| | |
ピッシリ山に次ぐ天塩山地第2峰の幌加内町の山。頂上部に3つのコブを持つことが山名の由来らしい。天候に恵まれない利尻山を諦めて霧雨の中を南下する。国道275号線の幌加内まで来たら、三頭山が低い雲の下に頂上を見せている(1)。これまで2回登っているが、今後の「ほっかいどう山楽紀行」の取材と写真撮りを兼ねて3回目の訪問を決意する。
この山には、1合目から歩く政和コースと合流する5合目の丸山分岐まで車で入れる雨煙別コースがある。時刻も遅いので、これまで同様後者へ向かう。国道の雨煙別川の橋の手前に「三頭山雨煙別登山道入口」の標識がある。その林道を1.5kmほど進むと、再び標識があり、右へ入る。ここには、前回にはなかったはずの「登山道案内図」が設置されていた(2)。
ここから5合目の丸山分岐(590m)まで車で入れるが、何度走っても、この林道はこの山以外に経験がないほど急な林道である。4駆だから登れるようなもので、この山はいつもこの林道の傾斜が一番印象に残る。
広い駐車場のある5合目の丸山分岐が実質的な登山口である。すでにつくばナンバーの車とスクーターが停まっていた(2)。途中の樹間から目指す三頭山の頂上部分が見える(3)。
気温が高く、体調が悪いのではないかと思うほど汗が出て、ペースが上がらない。特に700〜900mの間の急登がつらかった。
道端には、ノウゴウイチゴの実が熟している。数粒ご馳走になる(4)。左側に端正な形の山が見える。頂上からも見えていた。気になって帰宅後地図で調べてみたが良く分からない(5)。
「胸突き八丁」手前の細い尾根には、エゾノハナシノブが目立っていた(5)。
930mを越えると、斜度が緩み、一頭山と二頭山のピークが見えてくる。7年前に妻と同行した時に妻が右上の雪渓の上に熊を見つけた辺りだが、雪渓がないので良く分からない(6)。
やがて、9合目の一頭山へ到着。このあと二頭山の標識もあったが、前回は気付かなかったから設置されたのはその後かもしれない(6)。
一頭山からは、二頭山とその左奥に三頭山頂上が見える(7)。二頭山からは、それまでも見えていたが、幌加内の政和地区の畑地の広がりがきれいに見える(8)。
二頭山を下って最後の登り。7年前のこの先の斜面は残雪で覆われ、熊の足跡が頂上まで続いていた(9)。広く刈り払われた快適な頂上では、7年前と同じ個性的な山頂標識迎えてくれた。ちなみに、最初に登った16年前は黄色の標識しかなかった(10)。
この山も一等三角点の山だった(11)。北の方には、留萌管内と空知管内の境界となる稜線が続いている。一番高いのは小平蘂岳(960m)のようだ(12)。ちなみに、雨煙別川を挟んだ西側には小平蘂山(878m)が聳えている。
下山後は、せいわ温泉ルオントで汗を流した。併設のそばレストランで生産量日本一の手打ちそばを食べたかったが、17:00からの営業で食べることができなかった。