三角山(605m)〜天狗岳(373m) <北斗市>
登山 | 地 点 | 下山 |
11:45
13:30 |
大野ダムゲート前
三角山 |
14:40
13:45 |
[1:45] | 所要時間 | [0:55] |
登山 | 地 点 | 下山 |
14:55
15:35 |
大野ダムゲート前
天狗岳 |
16:00
15:40 |
[0:40] | 所要時間 | [0:20] |
16:40 せせらぎ温泉(入浴)
|
函館から江差方面へ向かう国道227号線の大野ダム入口の南側に聳える尖った山が、北斗市の三角山で、国道を挟んで向かい側に聳える天狗岳である。
大野ダムの堰堤から眺めるとその2つの山が見える。奥が三角山で手前が天狗岳である(1)。
この今回の両山の再訪は、札幌ロビニア山岳会&函館マウンテンクラブの合同登山会に、昨年に引き続き同行させていただいたお陰である。
北斗市分庁舎前で、函館のメンバー6名は2台の車に分乗して、大野ダム入口ゲート前の駐車場へ。2時間近く待って、札幌のメンバー15名が到着。顔合わせでは、昨春に両方の山岳会に35冊ほどの拙著をお買い上げいただいたお礼を述べさせていただいた。
○まずは、三角山へ
三角山は、
自分は過去に中小屋林道を裏側へ回って西尾根から登っている。北尾根は、東側がすっぱり切れ落ちていて、春には雪庇が落ちて雪崩の巣になっているので、痩せ尾根になっているのだろうと思っていた。しかし、今回は北尾根を登るという。地図上では、斜度も西尾根よりは緩く、確かに広ければ登りやすそうだ。
ダム入口から国道を歩いて、中小屋林道入口を目指す。21名もいれば壮観な眺めだ(2)。 札幌メンバーの到着を待つ間に、中小屋林道入口に、前もって除雪の壁を削って作っておいた階段を登り、スノーシューやかんじきを着ける(3)。
中小屋林道を少し歩き、北尾根の末端に取り付く(4)。雪は昨日降った新雪がベタ雪で、非常に重く、ラッセルが大変である。
尾根の末端の人工林の中を登る。ここが一番急登だった(5)。
急な取り付き部分を登り終えると、斜度は緩む。しかし、地図から予想したよりは急な尾根だったが幅は広かった(6)。
c400で頭上を送電線が通っていて、東側の展望が開ける。眼下に国道が走り、右奥に木地挽山が見える(7)。
左側はすっぱりと切れ落ちていて、雪庇が発達し、所々に亀裂も走っている。高度を上げて行くと、積雪は少なく、雪もザラメ雪になっていた。(8)。
頂上手前で、いったん下って登り返すとまもなく頂上である(9)。
1時間45分で新しい山頂標識が付けられた頂上に到着し、記念撮影。三脚は風が強く立たないので、自分が撮影(10)。
西風が強烈で寒いこともあり、食事もとらずに下山開始。リーダーの龍さんは、西尾根を下りたかったらしいが、急でスノーシューの人が大変とのことで、登ってきた北尾根を下ることに・・・。
山頂から望む木地挽山(11)とその左手に見える、昨年やはりこの合同登山会で登った二股岳(12)。
下りの途中から眼下にこの後登った天狗岳と大野ダムを見下ろす(13)。
○ 次に、天狗岳へ
時間が遅いので、天狗岳は止めようということになった。しかし、札幌の希望者4名が登りたいとのことだったので、函館の6名で案内することになった。
ここも、自分は、昨年に
ダム入口から直接急な南東尾根を苦労して登っている。今回は、ダム管理道路を登り、林道をぐるっと巻いて前回下山に使った緩やかな北尾根から登るという。
ダム入口から、数日前に除雪されたダムの管理道路を登って行くが、雪が深くて非常に重い(13)。 三角山同様元気印の74歳のSaさんがラッセルをするが、さすがに途中で交代の申し出があった。ダム管理道路と分かれて左側の林道へ入る。林道を巻くように進み、緩やかな北尾根に取り付く(14)。
尾根に取り付いてまもなく頂上が見える。この角度から見ると岩の上の尖峰という感じがしない(15)。わずか40分で頂上到着。山頂から先ほど登った三角山が見える(16)。
南側はすっぱりと切れ落ちているので、いつもは一人くらいしか立てないが、今年は雪が多いせいか、全員が気に掴まりがらも立つことができ、下から記念撮影(17)。
全員ではなかったが、予定通り三角山と天狗岳の両山を登ることができた満足感に浸り、三角山を見ながら下る(18)。登り40分、下り20分のお手軽登山だった。
札幌メンバーは北斗市本町の種田旅館に泊まるので現地で別れ、函館組は北斗市分庁舎で解散。その後、自分はせせらぎ温泉へ寄ったら、天狗山へ登らなかった札幌メンバーがちょうど上がって出てきたところだった。翌日は
翌日は、同じところから
818.2峰(通称・中二股山)の予定だったが、登山口まで来たら雨が強くなってきたので中止し、それぞれ帰路に就いた。