5:00 自宅発
8:40 八雲パノラマパーク
奧の廃屋前
登山 | 地 点 | 下山 |
6:40
7:40 |
廃屋前
頂上 |
8:30
7:45 |
[1:00] | 所要時間 | [0:45] |
三角山へ
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八雲パノラマパークの奧に聳える山で、国道5号線の浜松橋付近や市街地からもよく見える500mに満たない山で、頂上は右奧のピークである(1)。
のんべいが喜びそうな山名だが、この山の南側を酒屋川が流れているので、屋の字は違うが、この川の源流部にある山が由来か?しかし、酒谷や酒屋の由来は不明・・・。
数日前、函館の岳友・龍さんから、「斎藤さんの『魅する山々』の記録を参考に、頂上直下まで続く林道を見つけて登ってきました。坂口さんはまだ登ってないようなので、ぜひ!」とルート情報をいただいた。今冬にでも隣の常丹山とセットで登ろうと思っていたところだが、「それならば・・・」と早速出掛けた。
龍さんの情報通り、八雲パノラマパークへの道を進み、高速道路の上を通過する。まもなく分岐があり、山側へ向かう未舗装の農道を進む。地図にも掲載されているが、道なりに進むと右へカーブして下っていくと、再び右側へカーブして国道側へ下る道のカーブ手前に廃屋がある。ここに車を置かせてもらって準備する。
下から上がってくる道とのT字路から山側へ向かう農道を進む。
150mほど進むと農道は終わり、牧草地へと出る。その中に続くトラクラーのタイヤ痕を辿ると笹藪へぶつかる(2)。
タイヤ痕はその笹藪の中に続いていて、両側に「龍」と書かれたピンクテープがぶら下がっていた。彼が後から来る人のために目印として残してくれたものである(3)。
その薮は奥行き2mほどだったが、その先に立派な林道が続いていた。まるで、その道への続きを隠すようにわざと笹を刈らないでおいた隠し砦のような所だった。先に齋藤さんも通ったであろうが、彼の本にはこのことは書かれていない。彼にしても龍さんにしても、良くみつけたものだと感心してしまう。
薮を抜けた200mほど先までは、なぜか、手を掛けられていないが、
その先から頂上までずっと数日前に刈り払い整備が行われたばかりのようだった。その道路は、しっかりとした造りだが、長年利用されていなかったような感じだ。しかし、何かの目的で、数年ぶりに刈り払いがされたのであろう(4)。
源頭を巻くようにくねくねと続き、
c300付近で頂上へ続く尾根に乗る。進む先にピークが見える。当初はこれを頂上と勘違いしていたが、これは手前のピークで頂上はその奧にあり、この時点では見えなかった(5)。
手前の430ピークの東側をかすめるように道は続く。途中で国有林境界の刈り払い道が横切るが、そのまま直進する。
やがて、目の前に送電線の鉄塔が現れ、その奥にこんもりとした頂上が見えてくる。この鉄塔の根元で、ここまでの快適な道路は終わっていた(6)。
送電線は東西に横切っているが、朝日が眩しい東側の先には逆光の中に駒ヶ岳が見えていた。
鉄塔の下を潜ってその先の頂上へと向かう。その手前には左右に刈り払い道が続いている。これは送電線の下の管理道かも知れない。そこから頂上は笹薮で覆われているが、その取り付きにまたまた「龍」テープがぶら下がっている(7)。
そこから笹藪に突入するが、龍さんがところどころ笹を刈ってくれていたが、その切り口が鋭く斜めに尖っているのでちょっと怖かった。