2日目 3/20 バンコクからカトマンズへ


バンコク発10:30〜(タイ航空)〜カトマンズ着12:45  (午後)カトマンズ市内見学  ラジソンホテル(泊)

○タイからネパールへ飛ぶ
 
 6:00、モーニングコールで目が覚める。6:30、ホテルでタイ料理がメインの朝食バイキング。枕銭(部屋の掃除のメイドさん宛のチップ)として20バーツを枕の下に入れて部屋を出る。7:15、迎えのバスでホテルを発ち、バンコク空港へ向かう。8:00に空港へ到着。出国手続きを取っても10:30発の飛行機までには、2時間ほどの余裕がある。ブラブラと空港の中の店を覗き、喫茶店で紅茶を飲んで時間つぶしをする。ポットに入った2〜3杯分の紅茶が95バーツであった。

 カトマンズ行きの待合い所は、ツアー客がほとんどで、欧米人も多いがやはり日本人が一番多いようである。再びタイ航空の飛行機でネパールへ向けて出発である。やはり、昼食はアルコール類と機内食が出される。バンコクとカトマンズの時差は1時間15分である。その分を遅らせると3時間ほどのフライトである。途中の窓からヒマラヤ山脈の白い山並みが見えてくる。

 カトマンズの空港は、ネパールの首都にもかかわらず、日本のローカル空港ほどの大きさである。バンコクの空港が大きな空港だっただけに、余計にそのように感じる。空港には、現地の旅行社の方とトレッキングスタッフの責任者であるサーダーが迎えに来てくれる。入国手続きを済ませて、スーツケースを受け取り、駐車場の迎えの車のところまで行こうとするが、誰か分からない人が近寄ってきてスーツケースを運ぼうとする。前もって、ツアーリーダーから「チップを請求されても、取り合わないように・・・」との忠告を受けていたので、無視したが、車に乗ってからも窓を叩いて「100円!100円!」と叫ぶのにはびっくりした。

 迎えの車はトヨタのハイエースであるが、5列に椅子を配備し直した車で、11名全員押し込まれる。荷物は別の車で運ぶ。初めて眼にするカトマンズは人が溢れかえっているような感じで、何をしているか分からないただたむろしている感じの人が多く目に付く。一般住宅も煉瓦造りで粗末な感じのものが多い。さらに、ここも車優先の道路で、人と車やバイクが混在する道路はルールがほとんどないような感じで、クラクションをひっきりなしに鳴らしての走行にも驚いてしまう。そんな雰囲気に驚いている内に立派なラジソンホテルに到着する。

 13:45、ラディソンホテル到着。カジノも備えた外国人専用のホテルのようである。アルパインツアーでは必ず使うホテルとのことである(1)。ここで、スーツケースの荷物をポーターが背負いやすいように移し替えるダッフルバックをいただく。さらに、旅行社の方にネパールルピーへの両替もしていただく。6,000円で3,720ルピーであった。1ルピーが1.6円ほどの計算になる。

○カトマンズ市内散策 

 ホテルの部屋で、スーツケースの中味をダッフルバックに詰め替えた後、14:30から2時間ほどの計画で、函館組5名でカトマンズの市内散策に出掛ける。これまで何度か来ている3名の後に着いて歩く。まず、最初に向かったところが王宮の前を通り、商店街が密集する地区である。途中で道路を横断するのは命がけである。

 商店の密集地は狭い露地のような道路に人が溢れかえって、まさに雑踏である。その道路の交差点にはお寺のような建物が設置されている(2)。ゆっくりそのような雰囲気を楽しみたいのに、日本人と見ればお土産の売り子がつきまとうのには閉口する。これがまた非常にしつこいのである。「要らない」と言っても、どんどん値段を下げてくる。15分もつきまとわれて無視したらいつの間にか離れていった。

 その突き当たりがダルバールスクエアという寺院のようである(3)。中に入って見たかったが、入ることはできなかった。そこから別な露地を通り、先ほどの商店街の方へ向かうと、小規模なメダマ寺のようなところを見つける(4)。

 さらに進んでいくと、落ち着いた商店街へ出る。やたらとTHE NORTH FACEのメーカーの登山用品の店が多く目に付く。この一角でカシミア100%のマフラーを買うというIさんに付き合う。値段の交渉をしてもらって、そのおこぼれにありついて、ハーフサイズのものを1本買う。再び王宮の前を通り、ホテルへ戻る。

 夕食は現地の旅行社の案内で、車で送迎してもらって、新しくオープンしたというネパール料理の店へ行く。混んでいる店内の客のほとんどは旅行者と思われる外国人ばかりであった。珍しい料理ばかりであるが、口から余るものない自分はすべてを美味しく食べることができた。途中から現地人の演奏と踊りも披露された。ビールがいくらだったか忘れたが、料理は送迎の車代と合計で1,015ルピーであった。

 21:00過ぎに宿に戻り、シャワーを浴びて、酔いの勢いで直ぐに熟睡モードに入る。いよいよ明日はランタン谷へ入るのである。

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