ポンネアンチシ岳(1145m)余別岳(1297.5m)  古宇川・大川林道ルート   7名  04,04,11

02,5,5の「積丹岳〜余別岳」へ
昨春の珊内岳と通称・赤石岳に登ったときからの念願だった積丹半島1000m峰5山完全制覇の山に、稜線続きのおまけの余別岳再訪。

登山
地   点
下山
6:07
7:45
9:56
11:24
11:40
12:18
古宇川林道除雪終点(100m)
尾根取り付き(305m地点)
主稜線合流地点(858m地点)
ポンネアンチシ岳(1145m)着
  〃     発
余別岳(1297.5m)
15:20
14:34
14:06
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12:45
[6:11]所要時間[2:25]

このポンネアンチシ岳は、積丹半島の1000m峰5山(余別岳、積丹岳、ポンネアンチシ岳、珊内岳と通称・赤石岳)のひとつで、第3峰でもある。昨春、珊内岳と通称・赤石岳に登ったときから、今春はこの山と決め、ルートも確定していた。山名の由来は、ちょっと調べてきたが、分からずじまいである。

 メンバーは昨年に引き続き、「地図がガイドの山歩き」のSaさんとHiさん@札幌に新しく「山の時計」のEIZIさん@名寄、Na嬢@札幌、道内1000m峰制覇を目指しすでに300峰ほどを踏破している初対面のKoさん@札幌、同じく初対面の唯一のテレマーカーTaさん@東京の7名である。

 前夜、神恵内の温泉998の駐車場で待ち合わせ、早朝、昨年の珊内岳と同じ古宇川林道を除雪最終地点の滝ノ沢橋まで入る。そこからさらに奥に延びる林道はそこから大川林道となっている(1)。すでに車が2台、その1台が『ガイドブックにない北海道の山50』の著者の八谷ご夫妻である。ご夫妻は、私たちが昨年辿ったルートから私たちがそのころ知らずにトラバースして踏み外した「ガニマナコ」(海上からカニの目に見えるという二つのピークへ向かうとのことである。

 今回は、まだ余別岳に登っていないメンバーのためにも、ポンネアンチシの稜線先の余別岳までの計画で出発する。ガリガリに凍った大川林道を進む。歩き出して5分ほどして、林道を横切る昨日のものと思われるクマの足跡が爪の跡も生々しくはっきりと付いている。大きさは後ろ脚で25cmくらいのものであったろうか?(2)そう言えば、昨年の赤石岳でも尾根を横切ってあちこち歩き回るクマの足跡があった。林道を進む内に、沢の向こうにあさひに輝くポンネアンチシの鋭鋒が見えるようになる。昨年は白一色だったが、今年は頂上付近のハイマツ帯が顔を出しているようである。昨年より1週間遅いだけである。雪解けが早いのか・・・(3)。

 3kmほどの233地点の上で、休憩していると八谷ご夫妻が追いつく。その先の尾根に取り付き、ガニマナコを目指すご夫妻と別れる。その珊内岳への尾根にも、その先のポンネアンチシに向かったと思われるにも昨日のものと思われる新しいスキートレースが続いている。昨年は全然なかったのに・・・・。

 八谷ご夫妻と別れて1kmほどで林道も終わりになり、尾根取り付き地点の305地点の上に到着する。その尾根は地図でも覚悟していたが、急な痩せ尾根で両側の斜面も急で、とてもスキーでは登れる状況ではない(4)。昨日のものと思われるトレースもそこからツボ足になっている。スキーと手に持ち、ツボ足でその痩せ尾根を440m付近まで登り切り、斜度の緩んだところで再びスキーを着けるが、昨日のものと思われるトレースは、尾根の取り付き地点にスキーをデポしたらしく、それ以降もずっとツボ足であった。

 そこから先は、緩やかな尾根を黙々登り続ける。隣の尾根を見ると、八谷ご夫妻の姿が見える。デジカメのデジタルズームと普通のズームを組み合わせてシャッターを押すと、みごとにその姿を捕らえていた(5)。

 後ろを振り返ると、岩内湾の向こうにニセコ連峰やその奥に狩場山まで見えるのがうれしい。前には目指すポンネアンチシの鋭鋒が待っている(6)。約3時間ほどで、主稜線と合流する858ピーク(7)の手前に到着する。

 ここを越えた辺りで、遅れがちだったNa嬢にEIZIさんが付いて、「ポンネアンチシだけで止めるので、余別岳を目指すメンバーは先に行って欲しい」とのことで、申し訳ないが5人と二人のグループに別れて進むことにし、ペースが上がる。


 主稜線をひたすら辿る。高度を上げて来るに連れて昨年登った珊内岳や赤石岳はもちろん、遥かニセコ連峰や羊蹄山、そのずっと奥の山も見えてくる。コンタ950付近の痩せ尾根で、3人が次々とスキーをデポする。私とテレマーカーのTaさんはしぶとくスキーで登り続けたが、頂上手前の二つの痩せ尾根のピークを越える手前の990m付近でスキーを一度デポする。
 
 しかし、10分ほど歩いて、その西に頂上から広がる大斜面や余別岳まで広がるまったく気の生えていない斜面をを見たら、トラバースしてその痩せ尾根のピークをかわして登り、帰りにその大斜面を滑り降りる楽しみに勝てず(8)、スキーを取りに戻る。

 1000m付近から我々二人はその先のピークをかわすようにトラバースを開始し、ツボ足の3人は忠実に稜線を辿って頂上を目指す。途中で余別岳と思っていたその奥に正真正銘の余別岳が見えて、愕然とし、「ここで止める」と決め、スキーもシールを外して、ハイマツ帯が顔を出している頂上へ向かう。

 ところが、頂上へ到着と思ったら、そこは頂上でなく、その北側の方が高くて、GPSで確かめても間違いなくそっちが頂上である。頂上には岩が鎮座し、Koさんはその2mほどの岩の上に登り頂上感を味わっている。

 つづく


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