層雲峡パノラマ台(1010m)A
<層雲峡園地コース>  単独  11.10.4

積雪のためにユニ石狩岳を途中撤退後、再訪し、下山後下から見てのその場所を特定した。

積雪のためユニ石狩岳途中撤退
登山地 点
下山
10:00
10:40
10:55
登山口
CATVアンテナ
パノラマ台
11:35
11:10
11:00
[0:55][所要時間][0:35]

12:10 層雲閣グランドホテル(入浴)
17:00 弟子屈道の駅摩周温泉

GPSトラックログ
この「パノラマ台」は、層雲峡の石狩川を挟んだ急斜面の上にあり、眼下に層雲峡温泉を、正面に黒岳を初めとする大雪の山々を眺めることができる展望台である。しかし、それは三方が断崖絶壁の上の岩棚状の岩塔の一つで、腰を伸ばして立つことが出来ないほどの高度感がある(1)

 02年に朝暘山へトライしたときに途中で寄っているが、そのときは、下から見てどの位置にあり、どの岩塔の上なのか特定できなかった。そのこともあり、積雪で道が判からなくなったユニ石狩岳を撤退し、紅葉狙いの層雲峡とこのパノラマ台再訪へと転進した。

 層雲峡へ着いたが、いつもはきれいなはずの紅葉がほとんどない。駐車場の管理人に聞いたら「台風12号で揉まれて青いまま枯れてしまって、今年は全然ダメです。」とのこと。

 車を公共駐車場に置いて、層雲峡園地への橋を渡る。園地の案内図を見ると、登山口は右端にある。急斜面にきちんと整備されたジグを切る道が続いている。CATVのアンテナと機器が設置されている地点まで登ると、斜度は緩くなり、針葉樹林帯の道となる。その先で、分岐があるが、左は朝暘山への道で、パノラマ台は左へ進む。

石狩川に懸かる橋を渡った層雲峡園地の右端にある登山口。

急な斜面を登り切った地点に立つCATVの機器とアンテナ。

細い岩稜の先にテラス状のパノラマ台がある


パノラマ台からの大展望・・・層雲峡温泉街と雪化粧した黒岳ほか

パノラマ台から左側の崖の連なりを眺める


下から特定できたパノラマ台の岩塔(左)をズーム

層雲峡園地に立つ層雲峡を世に知らしめた大町桂月の顕彰碑

 下山後、旅の雑誌『Ho』に付いている無料クーポンで層雲閣グランドホテルの温泉に入る。日帰り料金1000円だったが、貧乏旅行には非常に助かる。それでも、まだ13時・・・。時間がもったいないので、今回の山旅予定の一番遠い摩周岳と藻琴山を明日の予定にして、弟子屈の道の駅摩周温泉まで走った。



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