5:40 自宅発
7:30 刈り払い道登り口
登山 | 地点 | 下山 |
7:40
8:05
8:25 |
刈り払い道登り口(260m)
東尾根合流地点(330m)
頂 上 |
9:00
8:45
8:35 |
[0:45] | 所要時間 | [0:25] |
エガミ山へ
(南西面沢の予定の沢を間違えたことに
気づいて戻ったが、断念)
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乙部町の柱状節理で有名な鮪(しび)の岬の北北東に位置する500mに満たない低山で、四等三角点(点名・同じ)が設置されている
先週末に、SHOさんとの林道探索で、この山の南側をぐるっと巻いている全面舗装の林道・栄豊線沿いの南東面に刈り払い道を発見し、登る準備をしている最中にゲリラ豪雨に見舞われて断念した山である。SHOさんはすでに冬に隣のエガミ山とでセットで登っているので、久しぶりの好天に単独で再挑戦した。計画では、この円山と同じく栄豊線からの南西面沢からエガミ山をやるつもりで向かったのだが・・・。
国道から鮪(しび)の岬公園への道を上がり、公園の手前から円山の南東面へ突き上げる鮪歌三ツ谷川沿いの林道・鮪の川線を進む。
正面に端正な山頂部が見えてくる(1)。
やがて、八雲(旧熊石)町豊浜と乙部町栄浜を結ぶ全面舗装の広域基幹林道・栄豊線にぶつかる。
そこを右折してまもなくで、刈り払い道の登り口の駐車帯に到着(2)。
刈り払い道には、頭部に赤いペンキを塗ったコンクリート製の石柱がところどころに設置され、そのそばの木の幹にも赤いペンキが塗ってある。また、青いテープもあちこちに結ばれている。どうやら国有林の境界によくある刈り払い帯のようだ(3↓)。
その道は、円山の東面を横切るように北へ延びている。歩道ではないので、急斜面でも真っ直ぐ続く。そばの笹に掴まらなくては登れないようなところやスパイク長靴でなければ滑って下れないようなところもある。生えている植物の様子を見ると、今年はまだ刈り払いはされていないようである。
沢を一つ越えて、登り返すと、頂上へ繋がる東尾根を横切るように先に進んでいる。どうやら、こちらの期待通りに、頂上へとは繋がっていないようだ。しかし、この東尾根が頂上への最短距離である。それ以上先へ進むわけにはいかない。
尾根の上を見上げると、1mにも満たない細い笹が覆っているだけの斜面である。よく見ると、微かに人か動物が掻き分けて歩いたような痕跡も認められる(4)。
標高差120mほどの尾根のようだ。30分は掛からないだろう・・・・と、その中に分け入っていく。
高度を上げて行くと尾根は狭くなり、笹の密度も濃くなり、背丈も高くなってくるが、ネマガリダケのような太さはない。
上の方で、尾根は右に曲がって、その先にポコンと飛び出た感じの頂上が見えてくる(5)。最後の笹尾根を登り切ると、南側半分だけの展望の広がる頂上に到着。
下山後、栄豊線の先へ進み、鮪歌三ツ谷川の右股沢がエガミ山へ突き上げる南西面沢と林道の交差する場所へ移動。水量も多くないので、長靴のままその沢へ入る。20分以上すすんでから、もっと広い沢のはずなのに・・・とGPSで確認したら、案の定、右にずれている。どこで間違ったのだろう・・・途中に二股はなかったはず・・・とにかく戻ることにする。枝沢もなく入渓地点へ戻ってしまう。よく見たら、林道の直ぐ上で二股に分かれていることに気付かず、林道から右側へ下りて、そのまま右沢へ入ってしまったことに気付く。
時間は十分あるので、正規の沢に入っていくことも可能だが、昨夜までの雨で濡れたままの薮で全身ずぶ濡れになっていて気持ちが悪い・・・すっかり戦意喪失・・・断念し、帰路に就く。途中登山道のある山に登ることも考えたが、ずぶ濡れ状態ではどうにもならない。物足りない感じだが、着替えてさっぱりして帰路に就く。途中、まだ見たことのなかった大野ダムや木地挽牧場へも寄って、北斗市のしんわの湯でのんびりして帰宅。