落合岳(1166mm) <南富良野町> 
<北尾根ルート> 単独 山スキー  15,3,3
前日の大雪の単独ラッセルだったが、徐々に回復する天気に押されて無事登頂

7:40 みなみふらの道の駅発
7:50 越中団体の沢川の西側の林道入口
登山
地 点
下山
 8:00
 9:00
10:15
11:40
12:00
林道入口
迷沢林道看板
北尾根750コル
北尾根1120稜線
頂 上
13:35
13:25
----
12:45
12:30
[4:00}
所要時間
[1:05]

16:30 千歳・祝梅温泉(入浴)
18:00 恵庭道の駅(泊)
 南富良野町の1100m超峰ながら、山頂と頂稜に無線中継所やアンテナ群の建っていて、冬季間閉鎖されている幾寅峠から管理道路が延びている山である(1)。(トマム山から撮影)

 3年前の3月下旬に、南富良野の道の駅を根城に、この山の近くの1000m超峰のトマム山、石山、社満射岳を登り歩いた。そのとき、どこからも見えて、気にはなる山だった。そのときは、このアンテナ群や管理道路の存在を敬遠して、計画から外していた。しかし、登り残した感の強い山として、ずっと後ろ髪を引かれる思いだった。

 夏には管理道路を登る人はいるようだが、それはご免だ。ネット上には冬の記録も結構見られる。そこで、今回は「十勝大平原クロスカントリースキー大会」の2日後の天気予報が良かったので、計画に入れて来た。ルートは、一番距離が短そうな北尾根ルートである。

 前日ずっと降り続いたドカ雪の除雪に追われている南富良野の道の駅で夜を明かした。天気予報は回復傾向のはずだが、朝になっても激しい雪が降り続いていた。

  国道38号線の越中団体の沢川の西側の林道入口がスタート地点である。国道上に路上駐車をさせてもらって準備する。まだ雪は降り続いていた。心配した新雪の深さだが、ストックを刺したら50〜60cmはある。しかも重い。幸い幅広のスキーなので、ラッセルは30cmほどで済みそうだ。

 雪が降り続いて、先が見えない中の重い単独ラッセルに、林道を歩いている間に何度も戻りかけた(2)それを思いとどまらせてくれたのは、徐々に広がってきた青空と雲間からの薄日だった。

 1時間ほど林道を進むと、北尾根の815ピークから延びる東尾根にぶつかる。そこには「迷沢林道」の標識が立っていた。林道は左へカーブしている。そこで林道を離れ、トドマツの人工林へ突入し、斜めに東尾根の上を目指した(3)

トドマツの人工林の中は雪が深くないのでラッセルが楽だった。

 20分ほどで、630付近で東尾根に乗る。しかし、そのまま登って行くと、815ピークに続くので、680付近から815ピークの南斜面をトラバースしながら、北尾根の750コルを目指す。


 トラバースして登って行くと、地図にない林道に出た。方向的にはコルの方へ続いているので、少しその林道を進む。源頭部を挟んで左上に頂上のアンテナ群が見えた(4)
 林道を外れて、北尾根の750コルを目指して、斜めに登って行く。コルの少し上で北尾根に乗る。尾根の反対側にはオープン斜面をこちらに見せる815ピークが見える(5)


  うれしいことに、北尾根は風に雪が飛ばされて、堅く締まり、ラッセルはほとんどなく、ペースが上がる(6)最後までラッセルが続くなら、5時間を覚悟したが、そこまでは掛からないだろう。
  850〜950mの間が少し急な登りだった。その950付近の尾根の左側には、帰りに滑りを楽しめそうなオープン斜面が広がっていた(7)


尾根の上には、吹き抜ける風の強さを物語る自然の造形があちこちに見られる(8)
やがて、地図上の標高点1023地点に到達。そこから左奥に頂上が見える。しかし、稜線までの1050〜1120mのこのルート最大の急登が待ち構えている(9)


 右手に、この山とトマム山を結ぶ稜線上の1092ピークが見え、その山腹を斜めに横切って続く管理道らが見える。その右奥に社満射岳も見える(10)
 ジグを切るほどの急登ではなかったが、ところどころアイスバーンが顔を出しているところもあった。30分ほどで登り切った。
 頂上までの稜線はアップダウンが激しいので右側の斜面をトラバースするように進む(11)コルを越えて、アンテナ群や無線中継所などの施設を眺めながら進む。
 頂上直下で管理道路にぶつかる。ガードレールの切れ目から管理道路に入り、頂上を目指す。


 スタートして、ちょうど4時間の12:00ピッタリに頂上に到着。
 南西側に、金ノ沢川の源頭部を挟んで、端正な尖峰のトマム山が見える。3年前にその頂上からこちらを眺めたことを思い出す(12)
 上空が雲で覆われていてはっきり見えないが、日高山脈の北部方向をバックに記念写真撮影(13)


 東側の展望・・・左側の白い山は稚空知山と佐幌岳で、中央の端正な山は狩勝岳か?その右側の端正な山はオダッシュ山?(14)。
 もっとすっきり晴れていれば、十勝連峰〜表大雪、日高北部の山々がはっきり見えるはずだが、これだけ見えていれば良い方だろう。

 無線中継所の建物のお陰で、風も当らず、暖かな太陽光線を浴びながら30分休憩した後、12:30に下山開始。 
 稜線上は登り返しがあるので、その端の1120付近まで戻って、シールを剥がす。


 登りで目を着けておいた950付近からオープン斜面で心地よい深雪滑降を楽しむ(15)。
 その地点から北尾根には戻らずに、滑りを楽しみながら、815ピークの東尾根を目指してトラバース気味に下った(16)
 ところが、思ったより早く、途中で少し歩いた平らな林道に出てしまい、5分ほどラッセルをする羽目に・・・。登りのトレースに合流してからは、そのトレースを辿った。
 登りのラッセルで1時間を要した下の林道は、わずか10分でゴールイン。 

 考えてみたら、2/4のピヤシリ山以来、ひと月ぶりの登山だった。スタートして間もなくは、止めようか、進もうかと葛藤しながら歩いたが、止めなくて良かった・・・というのが実感である。
 翌日も天気が良かったら、まだどこか登りたいと思ったが、全道的に雨か湿り雪予報だったので、帰路に就いた。一気には帰宅できないので、千歳の祝梅温泉に入って、恵庭の道の駅に車中泊し、翌日帰宅した。


 
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