奧三界岳(1810m) <長野県/岐阜県> (日本三百名山) 10,7.31 |
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林道歩きの途中から一瞬見えた頂上? |
頂上に設置されている展望台で豊田市のkameさんと一緒に |
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・今日の奥三界岳は、昨日の小秀山と同じく、長野県と岐阜県の県境を成す阿寺山地に位置する、地元で「奧三界」と呼ばれるこの山は、三界岳の奧にあることが由来らしい。麓のどこからも頂上を見ることができないほど奥深い山とのこと。目にする岩石はすべて赤っぽい色だった。 ・バンガロー等の施設の整った夕森公園のすぐ奥の林道ゲート前で夜を明かし、そこからピストンした。「八丁くらがり渓谷」と呼ばれる檜の森に覆われた川上川の渓谷に沿って登山道は続く。準備をしていたら岡崎ナンバーの車がやって来て、単独の男性が5分ほど先に先行して行った。まずは林道を進む。「銅穴の滝」を左手に見て登山道へ。貧相な吊り橋を渡ると直ぐにジグを切りながらの急登となり、登り切ったら再び林道歩きとなる。そこで、先行の男性に追い付いた。ペースがほぼ同じなので、下山までずっとご一緒させていただいた。豊田市のkameさんという方だった。 ・渓谷美を楽しみながら進むとやがて豪快な「昇竜の滝」。そこから先の林道は荒れ放題で崖崩れの岩の上を歩くことが多かった。林道終点から再び登山道へ。沢の中を源頭まで詰めてヒノキの自然林に覆われた県境稜線に乗る。ぬかるみが続き、スパ長の自分はいいが、台下ろしの靴だという相方は大変だった。ヒノキ林に囲まれた登頂感に乏しい頂上に到着したら、展望台が設置されていた。しかし、御嶽山は今日もガスの中。昨日登った小秀山が見えたのがせめてもの救い。晴れていると南アルプスと北アルプスも見えるらしい・・・残念。 ・下山途中に標識に導かれて「一ッ滝・アゼ滝」へ寄り道。アゼ滝は深くて大きな滝壺を持った2段の滝だったが、一ッ滝はあまりにも遠そうだったので途中で戻ってしまった来週、仲間と北穂高の大キレットにトライすると言うkameさんと別れて、南木曽温泉へ。 ・明日は、東京の牧さんと安平路山の予定だった。途中で登山口までの東沢林道へ入ってみたら、通行止めの看板が・・・そこへ工事関係者の車が下りて来て、「登山口まで車が入れるようになるにはまだ1週間は掛かる」とのこと・・・ガ〜ン!携帯の通じるところまで走って牧さんに電話。来週末に林道が通じていて天候が良かったら再トライすることに・・・ということで、明日は南木曽岳と恵那山の一日2山の予定。スーパーで買い物をして、南木曽山の登山口へ。 |
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スタートしてまもなく目にする「銅穴の滝」 |
貧相な吊り橋・・・揺れも少なく、高度感もないのが幸い |
上部に「昇竜の滝」が見える急な渓谷 |
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橋の上から眺める昇竜の滝 |
沢型を詰めて稜線コルへ・・・ |
頂上に設置されている展望台・・・御嶽山は今日も見えず |
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かろうじて見えた昨日の小秀山 |
下山途中に寄ってみた大きく深い滝壺を持った「アゼ滝」 |
中央アルプスの山々で多く目にしたセリバシオガマ |