[2] 雄鉾岳 (999m) 4回目 「北海道の山ML」グループ登山 
00,10,30(日)

秋晴れに恵まれ、30名ものグループ登山のガイドリーダーとして、みんなが驚嘆の声を上げるワイルドなルートを辿り、垂直にそびえ立つ大岩壁の頂上へ
 
7:10 八雲温泉・小牧荘発
登山地点下山
7:30
8:10
9:10
10:00
11:00
登山口 
雄鉾沢出会い
水 場
ルンゼ下
頂 上
11:40
12:10
13:00
14:10
14:50
[3:30] 所要時間
(最後尾の時
間、トップは30
分ほど速い)
[3:10]
15:10 八雲温泉・おぼこ荘
         (入浴)
16:00 解散
18:30 帰宅
スタート前の小牧荘前で雄鉾岳は、道南では日本三百名山に選ばれている駒ケ岳、大千軒岳、狩場山に比べて知名度は低いが、まさに名峰ともいうべき険しい山の形と、ほとんどが沢詰めのしかも固定ロープを頼ってのルンゼ登降など飽きることのないワイルドな登山ルート・・・ともに自分の中では道南で一番好きな山である。
朝日に輝く雄鉾岳の大岩壁
 7月上旬に、「秋の深まったころに雪の遅い道南の温泉一泊懇親会付きのオフミ登山をしませんか?」という提案が『北海道の山ML』の仲間から出される。それではこの山の素晴らしさを・・・ということで、道南地区の会員が幹事となって、8月下旬に、昨夏の大雨で荒れてすっかり様変わりしたという登山ルートの偵察までして、計画を練り、当日を迎えた雄鉾岳登山である。
第2ロープ場から川へ下りる
 基本的に一人歩きの自分が30名ものグループ登山のリーダーを仰せつかることは重荷でもあったが、全員ベテランばかりである。中には組織のリーダークラスの方もいることであり、いざというときにはなんとかなるであろうと腹を括る。一番心配だったのが、2日前まで雨予報の天気であった。それも前日になって晴れ予報に変わり、八雲温泉・小牧荘を借り切って盛り上がった大懇親会の翌朝、見事な秋晴れの下に双耳峰の雄鉾岳が迎えてくれた。全員で小牧荘の前で記念写真を撮ってスタートする。(1)
岩壁に取り付くIさん
 7:30登山口を出発。スタートしてまもなく、紅葉の向こう朝日に輝く大岩壁が覗き(2)、全員の登行意欲は掻き立てられる。第1の難所である第2ロープ場上の足元の削れたトラバース地点は、さらに崩壊が進み、そこから川に下り、川の岩の上を伝い歩かざるを得ない状態になっていた(3)。そこから川に下りる地点が崖状態で下りるのに苦労し、さらに、その下の渡渉地点の石が滑りやすく、転んだりする人もいて手こずる。そのすぐ上のすっかり函だけになってしまっているウポポウシの滝の下で渡渉し、その滝を高巻く。

 昨夏の大雨ですっかり荒れ果てた川の岩の間や上を進むワイルドさに、全員驚きながらも両手両足を駆使して楽しんで歩いている。45分ほどで雄鉾沢出会いで最初の休憩。そこには、壁女3人衆を刺激する手頃な大岩が鎮座していて、それに取り付いて遊んでいる(4)。 その後も金ケ沢出会いまでV字谷となってしまった荒れた川の底の岩や石の間をルートファンディングしながら進む(5)。荒れる前はいっぷく峠(これも崩壊してなくなってしまった)からしか見えなかった大岩壁が沢の正面にずっと見えるのがうれしい(6)。

 やがて、昔のままの苔の生えた金ケ沢へ入り「水場」まで進む。ここまで2時間の予定であったが、それを上回るペースである。これからの涸れ沢やルンゼの中の急登に備えて大岩壁を仰ぎながら(7)2回目の休憩。ここまでのワイルドさに驚いているみんなに「これからが正念場ですよ・・・あの上まで登るのですから・・・」というと「へぇ−?」といった顔をしているが、弱気になっている顔が全然見当たらないのがさすがである。

荒れた沢を進む明るくなった沢の正面に見える大岩壁水場地点から見上げる大岩壁



つづく

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