6:00 忠類道の駅発
登山 | 地点 | 下山 |
7:25
7:45
8:45
9:20
----
11:10 |
野塚トンネル横
580二股
780三股
920二股
1220ピーク手前
頂 上 |
14:40
14:15
----
----
12:40
12:00 |
[3:45] | 所要時間 | [2:40] |
14:30 忠類ナウマン温泉(入浴)
18:00 広尾・防災ステーション(泊) |
野塚岳は、日高と十勝を結ぶ国道236号線・天馬街道の野塚トンネルのほぼ真上に聳える双耳峰の山で本峰は東峰(1)。
2002年にEIZI@名寄さんと二人で、トンネルの十勝側入口から豊似川ポン三の沢から登り、野塚岳〜オムシャヌプリ〜十勝岳と1泊で縦走している。しかし、この山のメジャールートは、ダイナミックなニオベツ川南西面直登沢である。今回、、ヤマちゃんをリーダーとする計画に加えて貰って、ようやく念願が叶った。
夜を明かした忠類の道の駅を出て、野塚トンネルを抜けた先の翠明橋駐車場で8:30に合流することになっていたが、7:00に着いたら、もう他のメンバーは着いている・・・ヤマちゃんが時間を間違えたらしい。時間通りに着ていたら、置いて行かれるところだった・・・。しかも、メンバーが増えていて、函館ナンバーの車まである。この春まで函館にいた大学院生のイカ子ちゃんの車だ。しかも、函館から駆け付けたというスガちゃんの顔まであって、思わぬ再会にビックリ・・・。結局20代から60代までの9名のメンバー構成となった(初対面は3名)。最近はこのような沢グループの中では常に最年長のことが多い。体力では迷惑を掛けないとの自負のもとで仲間に加えて貰っているが、労られたり、気遣いをされるようになったら止めようと思っている。いつまで続くやら・・・・?
○ダイナミックな遡行開始
野塚7トンネル日高側入口横の駐車場で身支度をして、スタート(2)。いきなり、トンネル横のコンクリート壁に設置されているロープを使っての懸垂下降もどきで、沢に下りての入渓となる。明るく開放的な沢だ(3)。
河畔の踏み跡を辿ったり、沢を歩いたりと足慣らしができたころに580二股に到着。この右股沢は、下山コースの稜線上の1220m峰からの下降尾根の末に出てくる沢だ。
45分ほどで、730の右岸から流れ落ちる滑滝の下に到着。滝下にデブリの雪塊がまだ残っている。ここで、最初の休憩タイム。
○滑っては尻餅・・・悲鳴が響く尾根の下山
下山は、9年前に重いリュックを背負って歩いたオムシャヌプリへ続く稜線上の踏み跡を辿り、1220峰から延びる南西尾根を下って、580二股で本流に出るコースである。
尾根上には明確な登山道もどきの踏み跡がついているが、後半は非常に急なで、全員、なんども滑っては尻餅を付く。その度に悲鳴が上がる・・・。
580二股の下で、フキ採りをするメンバーの手伝いをして、ゴールイン。
稜線上で目にしたケエゾキスミレ |
稜線上の岩場を巻いて・・・ |
笹藪の尾根の踏み跡を下る・・・ |
この沢は、沢のスペシャリストで北海道の沢本を3冊も出しているganさんお気に入りの沢だけに、開放的でダイナミックな遡行を楽しむことができた。彼は、毎年2回ほどこの沢でHYMLオフミ遡行を計画してくれるが、なかなか参加の機会がなかった。今回、たまたまヤマちゃんの計画に乗ることができたが、翌日、そのganさん主催のオフミ遡行が行われた。
この日だけで帰る若い方からの4名と別れて、残りのオジサン組は、明日はピロロ岳の予定なので、十勝側へ抜けて忠類ナウマン温泉へ。そこで、2人が合流し、
広尾の防災ステーション駐車場にテントを張って宴会モード・・・chida卍専属シェフのギョウジャニンニク入りシャブシャブにビールが進む・・・(右)。