野伏ヶ岳(1674m) <岐阜県/福井県> (日本三百名山)  10,4、21 
 
●白山中居神社〜ダイレクト尾根ルート
標高差920m (スパイク長靴) 
登山
地点
下山
6:15
7:20
7:55
8:05
0:20
白山中居神社の先
和田牧場跡
湿原の沼
ダイレクト尾根へ(1160m)
頂 上
11:40
10:50
10:30
10:25
9:50
[3:05]
所要時間
[1:50]
湯の平温泉(入浴)
白山文化博物館
越前大野駅前駐車場(泊)


2日前に大日ヶ岳からの野伏ヶ岳(中央)

頂上到着を待って姿を現した白山をバックに

野伏ヶ岳(1674m)は、白山から南に延びる山稜上の県境(福井県/岐阜県)の一般登山道がない山である。昔から白山信仰登山の基地の一つとしての歴史に彩られたの白山中居神社の先に続く林道にある駐車場からスタート。ずっと林道を辿り、和田牧場跡を抜けてダイレクト尾根(南東尾根)をピストンした。

1kmほど先の標高900m付近から雪がビッシリ。先週末のものと思われるトレースが賑やか。ずっと杉林の中に続く林道を進む。ところどころショートカットしながら・・・。昔開拓された広い和田牧場跡へ出ると、展望が開けるが、周りの山々も目指す頂上もガスで覆われている。時間が経つに連れて晴れることを期待して、急なダイレクト尾根を登るも、1350m付近からガスの中。

展望は諦めていたのに、頂上手前でガスが晴れて上空に青空が広がる。凄いタイミング・・・しかし、周りの山々にはすべてガスが絡んでピークはひとつも見えず。頂上に到着した途端に稜線続きの白山が姿を現す。しばらく待つと次の予定の経ヶ岳と南隣の小白山が・・・あとは30分待ってもまったくガスに覆われたまま。

頂上からは、下界の和田牧場跡や周りの湿原の沼も見えていたのに、牧場跡まで下りたら再び頂上はガスに覆われていた。それでも、登りのときよりはマシな感じ。

下山後、一昨日に引き続き、割引券利用の湯の平温泉へ。さらに、白山文化博物館に寄る。明日は経ヶ岳の予定だが雨は確実。停滞覚悟でも過ごしやすそうな福井県大野市の越前大野駅前駐車場へ。

和田牧場跡入口に建つ「拓牧」と刻まれた石碑

牧場跡からガスに覆われた頂上を眺める〜左がダイレクト尾根

和田牧場跡の先に広がる湿原、右の尾根に取り付く

尾根の途中のピークを見上げる

雪の中に埋もれながらも花を咲かせるマルバマンサク

頂上が近づいたらガスが晴れてきた

白山以外に唯一姿を見せた3日後に登った経ヶ岳

林道入口に建つ白山中居神社〜この奧に白山登山口がある

長滝地区に建つ美濃の白山信仰の拠点だった長滝白山神社


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