9:20 自宅発
9:50 ニヤマ高原スキー場駐車場
登山 | 地 点 | 下山 |
10:00
(迂回コース)
11:05
11:35 |
スキー場下
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第3ゲレンデ下
パノラマ展望台 |
13:00
(ふりこコース)
12:25
12:15 |
[1:25] | 所要時間 | [0:45] |
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きじひきパノラマ展望台は、夏は北斗市(旧大野町)側から車で登れ、最近の函館近郊の名所となっているビューポイントである。その直ぐ下のスキー場一帯が七飯町の仁山高原で、その上一帯が北斗市の木地挽高原で、どちらも夏はそれぞれ牧場として利用されている。
今回は、3月末出発予定のネパール・アンナプルナ・ダウラギリ・パノラマトレッキングメンバーの足馴らしを兼ねたスノーハイキングに同行した。
すでに2月末で営業が終わっているニヤマ高原スキー場下をスタートし(1)、第3ゲレンデ下までは、登りは左側の迂回コースを、下りはふりこコースを往復した。
スキー場下南斜面には、
すでにフクジュソウが花を開き(2)、フキノトウも綻んでいる。
スキー場下の左側から第3ゲレンデまで続く迂回コースには、スノーモービルのトレースがずっと続いているので、ツボ足でも歩きやすい(3)。
1時間ほどで、3年前から営業が停止されている第3ゲレンデの下に到着(4)。すっかりスノーモービル専用ゲレンデとなっていたが、ここは、函館近郊のスキーのメッカで、自分のスキー歴の原点のゲレンデでもある。リフトが設置された昭和40年までは、下からスキーを担いで1時間ほど山道を登り、当時右手の中段にあった国鉄山の家をベースに、このゲレンデで終日滑ったものである。リフトの設置と同時に左斜面の下に建ったスキーロッジも、すでに20年ほど前に閉鎖されて無惨な姿をさらしている。全員そのころの懐かしいスキーの思い出話をしながら、そのゲレンデを登る。
函館山をバックに、ゲレンデの上まで登り切り、七飯町と北斗市との境界も兼ねている有刺鉄線の牧柵を跨ぐと、目的地のきじひきパノラマ展望台である(5)。
頂上からは、360度の展望が広がるが、生憎、上空に雲が広がり、時折雪も降ってきて、すっきりとした眺めでないのが残念だ。それでも、
北側には、剣が峰を雲の中に隠した駒ヶ岳と一部口を開いている大沼と小沼(6)、東側には、横津岳と手前の七飯岳が見えているだけでも満足である(7)。
展望台の壁の陰で風を避けて函館方面の景観を楽しみながら昼食を摂る。40分ほどすると、急に吹雪き模様になり、追い立てられるように下山を開始する。しかし、第3ゲレンデの下まで下りると、雪も止んだ。
仁山の三角点が設置されている第2リフト終点まで登り返し、リフトの下の急斜面を下る。そして、ふりこコースを経由してゴールイン。トータルで3時間ほどの春山お気軽スノーハイキングであった。