西円山(544m)
<望洋の森コース>  17,10,6 単独
15,8,25の「西円山〜砂原岳」へ
2週間後に予定されているライフスポーツ秋の登山会の下見
 
8:00 自宅発
8:55 望洋の森
登山地点下山
 9:05
 9:40
 9:55
10:00
10:10
登山口
東屋
砂原岳分岐
西山山頂
砂原岳4合目
10:50
10:25
10:15
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10:10
[1:05]所要時間[0:40]

12:00 帰宅

GPSトラックログ(コース図)
南側から眺めると優美な姿の駒ヶ岳ではあるが、北側から眺めると、主峰である剣ヶ峰と砂原岳がピークを競い合うように鋭く聳える男性的な姿である。その砂原岳の北側にポッコリと盛り上がった感じの小ピークが西円山である(1)
 なお、鹿部側にも同じようなピークがあるが、そちらは東円山(481.3m)である。

 登山口は砂原岳と同じ砂原の望洋の森である。2年前に砂原岳に登った時に、この西円山に初めて寄ったが、この山も含めて「望洋の森」なのかと思われるほど立派な幅広の登山道が頂上まで整備され、途中に休憩所や東屋があり、頂上にもベンチが設置されていて驚いたものだった。

 10/20に函館ライフスポーツの秋の登山会で、この西円山の計画したので、その下見に行ってきた。 

 登山口は、砂原岳と同じ望洋の森の入口である。砂原市街地南側の南部陣屋跡の向かいから、「望洋の森→」にしたがって右折して山の方へ向かう。終点には舗装された広い駐車場も用意されている。


 「望洋の森」の入口をスタート(2)。ここには、「駒ケ岳登山の規制に伴う登山自粛のお願い」の看板がせっちされているが、西円山は距離的にもその対象外である。この望洋の森は、約20haの広さを持つ森林公園で、散策路や人工池などが整備されており(3)ファミリーでも楽しめる公園です。 緑が美しい夏や 紅葉の秋がお勧めとのこと。噴火湾がよく見渡せる公園の入り口から森の中ヘ散策路が整備されている。。森の中では、森林浴やバードウォッチングを楽しむことができます。


 公園の中から快適な登山道が続いている(4)。公園を抜けて道路を横切ると、正面に階段が続く(5)自然林の中の快適な登山道が砂原岳に向かってまっすぐ続いている。


 登山口から1kmほど進むと、休憩所がある。ここが「西円山々頂まで1.9km」地点である(6)このあと、0.5kmごとに距離表示が設置されている。
 やがて、正面に荒々しい溶岩や火山灰の地層などが露出した地点に差しかかる。登山道を少し外れてそれを近くから眺める(7) ここから方向を西へほぼ直角に変えて登山道は続く。


 少し登り返した小高い丘状の上に東屋が設置されていて、その左奥に目指す西円山が見える(8)。さらに、200mほど進むと「西円山々頂まであと0.9km」の距離表示(9)


 「あと0.4km」の表示を過ぎると、紅葉が美しくなってくる(10)。まもなく、砂原岳と西円山の分岐に到着。砂原岳への登山道は、ススキに覆われている(11)しかし、最近は砂原岳に登る人が増えたので、以前より道がはっきりしている。


この分岐から西円山へは異常なほど広い1級国道並みの登山道が続く(11)。左手に森市街地を眺めながら、わずか5分ほどで頂上に到着(12)


 頂上はベンチが設えられた快適な公園状になっていて、その南側の砂原岳をゆっくりと眺められるようになっている(13)


 反対側を向くと、噴火湾の向こうに初冠雪した羊蹄山が見えた(14)。その右手には、眼下に砂原市街地と砂崎海岸、噴火湾を挟んだ向こうには室蘭の白鳥大橋まで見えた(15)
 


 360度の展望を楽しんで下山開始したが、分岐から5分ほど砂原岳登山道のススキを掻き分けながら4合目まで登って、西円山を眺めて戻った(16)
 ずっと下って、下の方の休憩所を過ぎたら、左手に道があり、白い建物が見えたので、そちらへ寄ってみた。「掛澗第2ファームポンド」という農地のための貯水施設だった(17)駒ケ岳の裾野には川がないので、水脈まで掘り下げて水を確保して、貯水しているのだろう。

 登山会まではあと2週間あるので、その頃は下からずっと紅葉が美しい中の歩きとなるだろう。この登山会は、自分が単独で歩いたタイムの2〜2.5倍が常である。その計算からすると、登りは2時間〜2時間半、下りは1時間半〜2時間といったところだろう。登山道は非常に快適だし、山頂からの眺望もすばらしい。それだけに、当日も今日のような好天に恵まれてほしいものだ。


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