9:30 自宅発
9:55 横津岳車道冬ゲート
登山 | 地 点 | 下山 |
10:00
11:05
11:40
11:50 |
冬ゲート
ゴルフハウス
東コル
頂 上 |
13:10
12:25
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12:10 |
[1:50] | 所要時間 | [1:00] |
GPSトラックログ |
横津岳の南側の尾根続きに位置し、鳴川の源流部にあることが由来と思われる三等三角点の山(点名・鳴川山)である(1)。夏は横津岳への車道からわずか300mほどの藪こぎで登れる山である。また、冬でも、2年前に閉鎖された横津岳国際スキー場への行き帰りにその気になればいつでも登れる山であった・・・・ということで、今まで頂上に立つことはなかった。今回は、道南700m以上の山踏破の一環として、敢えて下から歩かなければならない冬に挑戦することにした。
スキー場の閉鎖後、
冬ゲートが函館新道から2.5km地点に設けられた(2)。しかし、その先も頂上の航空レーダー管理道路として除雪はされているが、一般車両は通行止めである。冬は、その車道を歩いてのアプローチしかない。東コルまでの車道の距離は約7km、標高差500mである。
冬ゲートの場所は大川生活環境保全林の遊歩道の入口で、駐車スペースが設けられている。遊歩道には、スノーシューのトレースが続いているところを見ると、結構、この辺りを歩いている人は多いようだ。
かんじきをリュックにくくりつけて、スパイク長靴で出発。例年より積雪はかなり少ない上に、最近は降雪もないので車道は路面が剥き出しのところが多い。35年間ほどもスキー場まで車で走っていた道をテクテク歩くのは妙な感じである。中央部はアスファルトの路面が出ているにもかかわらず、端の方にスノーモービルのトレースが続いている。長靴の足跡も見られる。
1時間ほどで、ゴルフセンターハウスの前へ到着。
そこから、さらに40分で、鳴川岳の東コルに到着。そこからは鳴川岳へ向かってスノーモービルのトレースが続いている(3)。
かんじきを着けて、そのトレースを辿ると、南側から巻くように続き、ご丁寧に雪庇がわずかながら発達している頂上を通過している(4)。わずか10分ほどであっけない到着である。
周りの木が煩くないので、360度の展望が広がる。西側の函館平野や
函館市街地の方向は雪雲が懸かっていて、函館山もぼんやりとしか見えない(5)。
しかし、反対側は青空が広がって、七飯岳の右奥に頂上に雲を被った駒ヶ岳、その間に烏帽子山のピークがちょこんと頭を覗突き出している(6)。さらに右側には、横津岳と閉鎖された横津岳スキー場が見える(7)。
20分ほど昼食を摂りながら休憩し、下山開始。しばらく降雪がなく、雪が締まっていて、かんじきでも15cmほどしか埋まらない。くねくね曲がっている車道へ戻るのを止めて、
そのままゴルフセンターハウスを目がけてまっすぐ下る(8)。登りで45分も要したところをわずか15分でゴルフセンターハウスの前へ出る。
そこで、かんじきを脱ぎ、車道を歩き始める。地図を持たなかったので自信がなく止めたが、かんじきを着けたまま、ゴルフハウスの横からそのまままっすぐゴルフ場の尾根を下ると、末端で車道にぶつかり、かなりのショートカットになるはずである。帰宅後、地図で確かめたら、やはりそうであった。地図を持参しなかったことを悔やむ。車道を歩くより、こっちの方が絶対楽しかったはずである。
(GPSトラックログの青点線参照) 次回は、ぜひ、山スキーで、このコースの往復に挑戦するつもりである。それでも、途中2ヶ所ほどツボ足のままショートカットし、ちょうど1時間で下山することができた。