七飯岳(779m)J 
 砕石場尾根コース   2名  15,6,20
<夏山> A09,5,09  @05,5.04
<雪山> D13,12,01(つぼ足)  C13,1,09(かんじき) 
B11、11,23の(つぼ足) A 05,02,07(山スキー) @04,03,14(山スキー)
 <MTB登山>  B15、10,10  A04,12,11 @02,12,07
登山道の草刈りをしながら、冬か春先にしか登ったことのない七飯岳へ
 
自宅発 6:45
登山
地点
下山
7:15
8:20
8:45
----
9:05
登山口
北東尾根
牧場
岩場
頂上
11:20
10:25
10:10
 9:35
 9:25
[1:50]所要時間[1:55]
12:00 昭和温泉(入浴)
13:00 帰宅


  七飯町市街地の後ろ側に聳える木の生えていない三角形のピークが七飯岳。夏は、町営城岱牧場の一部になっているので、基本的には立ち入り禁止だが、下の採石場尾根コースや城岱スカイラインの上の牧場の管理道路から結構登られているようだ。

 今年から急に山にハマり出した、トライアスリートでクロカンスキーのXC-KID'Sメンバーでもあるヒロコさんと同行。この山への同行は、04年の初冬に彼女を含めた数人と一緒にMTB登山をして以来だ。

 これまでは冬か春先にしか登ったことがないので、多分夏草が生い茂っているだろうと、長い柄の草刈り鎌を持参。

 城岱スカイライン入口のすぐ上のカーブ手前の林道入口に車を駐めてスタート。杉林に沿った林道を進む(1)木の葉や夏草が繁っている時期は初めてなので、周りの景観が違うのに戸惑いながら進む。気が付いたら右の尾根への取り付き地点を通り過ぎていた。 戻って、杉林の手前の取り付き口の赤テープを見つける。

案の定、足元はしっかりしているが、笹や夏草で覆われている。早速粗刈りをしながら登って行く(2)

 尾根に上がってしまうと、道ははっきりしている。道なりに進んで行くと、先へ進めないように木の枝や幹で造られたバリケードにぶつかる(3)

 その左側に新しい道が付けられている。右側は採石場の上で、」危険なので、迂回路を開削したようだ。ところが、急斜面をトラバースするように付けられている上に、フキやイタドリで覆われていて歩きずらい。ここから先もそれらを刈りながら進んだ。

 古い砕石場跡の土手の端に登った後も、草で覆われて踏み跡がはっきりしない。記憶を頼りに踏み跡を探しながら進んだ。



 砕石場跡から頂上を見上げる。この時期は初めてなので、これほど青々した光景は非常に新鮮な感じだ(4)
 南西尾根の取り付きまでのルートも、草で覆われてよく分からない。ここも記憶と微かな踏み跡を頼りに草を刈りながら進んだ。 
 南西尾根の林の端まで登り、登山道の入口を見つけた。ここも夏草で覆われていたので、草刈りをする(5)
 

 南西尾根の林の中へ入ると、道がはっきりしている(6)。南西尾根の林から牧場へ出るところも、草で覆われていたのでここでも草刈り(7)


 有刺鉄線の牧柵を潜り、牧場へと入る(8)。あとは、牧草で覆われた牧場の中を進み頂上を目指す。しかし、足下の牛糞を踏まないように留意しなくてはならない(9)


 牧草地を抜けて、北海道新幹線の高架線路がカーブを描いて走る函館平野をバックに踏み跡を登る(10)。 眼下の新幹線の車両基地と新函館北斗駅をズーム(11)


頂上へ到着したが、いつもきれいに見える駒ヶ岳は、この時期の噴火湾特有の濃いガスの雲に覆われて見えなかった。
広い空をバックの頂上写真(12)。函館山をバックにもう1枚(13)少し休んで、頂稜に続く踏み跡を辿り南端の岩場へ向かう。


 岩場の根元にはエゾカンゾウが咲いていた(14)。根元まで下り、青空をバックに映える岩場の前でパチリ(15)
 その根元から下の林道までの植林地の中に、過去には記憶のないきれいな刈り払い道が続いていた。


植林地を抜け、牧場の中段まで続く林道跡を進む(16)
先週の知内山地縦走時にも目にした、たわわに実を付けたブナが生えていた。今年はこの辺りも10年に1回あるかないかの豊作年のようだ(17)
やがて、 こちらのコースから登ってくる二人の男性に出会ってビックリ。岩場が目的とのこと。土木学会のヘルメットをリュックに括り付けていた。何かの調査なのだろうか?

 やがて、牧場の中断を横断する林道跡から往路に合流。その後も、草刈りをしながら下り、自分たちが分かりずらかったところにピンクテープを付けて下山した。

<目に付いた花〜この時期、あまり花はなかった>

ミヤコグサ

ネバリノギラン

ベニバナイチヤクソウ




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