森川山(609m)A <森町>  
<北尾根ルート>  山スキー&かんじき登山  2名  09、1,21
08,12,28の記録へ
20数日前に登ったばかりだが、そのとき同行できなかったFuさんと眺望狙いでの再訪

7:50 自宅発
9:00 森川沿いの林道・最終人家
登山
地 点
下山
 9:20
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10:15
----
12:05
除雪最終地点
(林道歩き)
送電線下(渡渉)
(北尾根)
頂 上
14:00
----
13:20
----
12:40
[2:45]
所要時間
[1:20]
14:30 Fuさんの実家
15:20 ちゃっぷりん館(入浴)
16:45 帰宅
  国道5号線を函館から北上すると、森町姫川地区の西側に見える600m峰である(1)山名は、森川の源流部に位置することに因るのであろう。

  昨年の登り納めの山として、12/28にSHOさんととTaさんの3人で登ったばかりであるが、そのときはこの山の麓(姫川地区)で生まれ育ったFuさんが同行できなかった。さらに、そのときは悪天候で展望が全くなかったので、天候の良いときにFuさんと再訪する約束をしていた。

 ルートは、前回とまったく同じで、国道5号線と国道278号線の交差点から森川沿いの林道を進み、3本横切っている送電線の一番奥の下から、森川を渡渉し、北尾根に乗るコースである。

  今回は、北尾根の取り付き地点となる林道終点までの2.5kmは、山スキーで進んだ。さすが、山スキーはほとんど埋まることがなく、快適に進むことができた。

 途中の道端に、「山火事注意」の看板を完全に飲み込んだようなブナが目に付く。見た目面白いが、痛々しい感じもする・・・何年経つとこのような状態になるのだろう?(2)

 さらに、砂防ダムのところまで進むと、目の前に登る尾根や頂上が見えてくる(3)。前回より5分ほど早く、林道終点に到着。スキーをデポし、Fuさんはスノーシューに、自分はアルミカンジキに履き替える。

 対岸の送電線の管理道を目がけて川へ下り、石を伝って渡渉する(4)(帰り撮影)。その先から北尾根までは、ジグを切って急斜面を登る管理道を利用する。
 
 北尾根の真ん中のc350に立つ支柱の下からいよいよ北尾根へ取り付く。さすが積雪は深くなっている。

 やがて、前回も辛かったc400〜500は急登は、約ひと月ほど経っているので、積雪が深くなり、先が反っているFuさんのスノーシューでのラッセルは難しい。自分のカンジキを先から雪の中に突っ込んでステップを切る感じで、きついラッセルが続く。

 急登を登り終えると、隣の尾根と合流し、斜度が緩む。陽の当たる南側の尾根は、ここ数日の暖気で溶けて固まったせいかあまり埋まらなくなる。前回より雪庇の発達した尾根の向こうに頂上が見えてくる(5)左手の樹間からは、前回見えなかった姫川地区の広い農地とそれを挟んで駒ヶ岳が覗く。
 
 c500から頂上までは、なだらかな尾根となる。東側からの尾根が合流すると頂上は近い(6)

 前回と全く同じ2時間45分で頂上到着。まずは、セルフタイマーで記念写真を撮る(7)

  東側に眼下の姫川地区の農地を挟んで、駒ヶ岳が見えるのがうれしい。今回の再訪の狙いの一つはこの展望であった(8)南隣の653峰は、こちらより高く、それが南側の展望を遮っているのが残念。反対側にも、森川の源流部を挟んだ無名峰が連なっている(8)。狗神山はその方向なのだが特定することが出来なかった。

 無風で寒くもないので、駒ヶ岳や眼下の農地を眺めながら昼食を摂る。Fuさんの実家は林の陰になっているらしく見えないのが残念。
 登りで1時間50分掛かった尾根の下りはわずか40分で林道終点に出る。
 
 山スキーに履き替えて、林道を下る。前回より10分短縮して、ゴールイン。

 車をデポさせていただいた最終人家へお礼に寄ったら、出てきた人が、なんとスキー指導員仲間のSaさん・・・お互いにビックリ・・・。森の酪農家だとは知っていたが、このお宅がそうだったとは・・・全くの奇遇だった。

 Fuさんの実家に寄って、絞りたての牛乳をご馳走になり、ちゃっぷりん館で疲れを癒して帰路に就く。



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