藻岩山 (531m)A
<慈啓会病院コース>  単独 11,6,2
97,11,23のもいわ山スキー場コースからの「藻岩山」
 会議の前の早朝登山・・・一番人気の慈啓会病院コースから14年振りの再訪

登山
地点
下山
5:05
6:10
登山口
頂 上
7:05
6:15
[1:05]所要時間[0:50]
会議会場へ
 札幌市街地の南西部に位置し、展望台とスキー場によって、札幌市民と観光客の行楽地になっている山である(1)

 この山名の由来には、面白い歴史がある・・・・現在の藻岩山は、アイヌ民族から「インカルシペ」(いつも上って見張りをするところ)と呼ばれていて、アイヌにとっての聖地であった。しかし明治時代、入植した和人達は「モイワ」(小さな岩山)と呼ばれていた隣の小山とインカルシペを取り違え、インカルシペを簿岩山、モイワを円山と呼び習わし、やがて誤解されたまま地名として定着してしまった・・・とのこと。

 往復2時間もあれば往復できるので、会議の前の早朝登山にトライ。登山道は5コースあり、97年には藻岩山スキー場コースから登っている。今回は、一番人気の慈啓会病院コースから再訪することにした。

 登山口駐車場に着いて、5時前なのに、10数台の車の他に30台ほどの自転車には驚いた。主は、一団で下山してきたどこかの大学の合気道部のメンバーだった。そのほかに早朝登山を日課にしている人たちやトレイルランの人も6人いた。さすが、札幌市民の山だ。また、この山は、全体が原始林として天然記念物に指定されていることや岩崎元郎さん選定の「新日本百名山」に選ばれていることも初めて知った。しかし、頂上は展望台ハウスの建設現場に占拠されていて、登頂感も展望もなく、がっかり。

以下、写真中心に・・・・。


5時前なのに、登山口の30台ほどの自転車にビックリ

このコース沿いには西国三十三観音が祀られいた

ハルニレの巨木

複雑に入り組んだカツラの根元

自転車の主たち・・・某大学の合気道部のメンバー

駆け上ってくるトライルランナー

馬の背から頂上を見上げる

馬の背からの急な登山道

頂上は展望台の建設中で、工事現場に占拠され、
展望も登頂感もなし

工事現場入口に設置されたプレハブの
登山者休憩所内部の藻岩山愛好会の名札

頂上にあるお寺

工事現場の裏側の笹藪から霞んだ市街地を俯瞰する




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