モエレ山(62m)  (札幌市・モエレ沼公園)  2名 06,7,01
    
イサム・ノグチが設計したモエレ沼公園のシンボルともいえるモエレ山を中心とした散策を楽しむ。

 彫刻家イサム・ノグチの設計で1988年に着工し、2005年7月1日に完成、オープンした「モエレ沼公園」は、かつての石狩川の残した半円状のモエレ沼の内側を中心に、札幌市の市街地の周囲を緑化しようという緑化環状グリーンベルト構想で誕生した巨大な総合公園である。1979年からゴミの搬入・埋め立てが始まり、公園の基盤整備は1982年から始まった。面積はモエレ沼の水面もあわせて1.89kmで、2002年度のグッドデザイン大賞を受賞している。

 そのシンボルともいえる人工の山が、標高62mの札幌市北東部最高峰「モエレ山」である。3方向5ルートから山頂へ登ることができ、 頂上は公園全体だけでなく、札幌市内全体 を見渡す展望台となっている。冬にはスキーやソリ遊びができ、冬季の公園利用の拠点となっている。
 午後からスキー関係の会議があるので、午前中の3時間を、この公園の散策に費やした。

 まず、最初に訪れたのは、なんと言ってもモエレ山登山である。コンクリートの階段を登っていく。両側は芝生であるが、シロツメクサが固まって生えている。頂上からは、札幌周辺360度の展望が広がり、公園内の各施設も見下ろすことができる。当然、公園内のどこからでもその姿を目にすることができる。













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