三森山(842m)A   南尾根コース  妻同行 06,10,30
01,5,13の北尾根コース
林道偵察を兼ねて5年ぶりに南尾根コースから再訪 
10:00 自宅発
    (松倉大船林道から)
11:30 南尾根コース登山口
登山地点下山
11:40
12:04
登山口
頂 上
12:50
12:30
[0:25]所要時間[0:20]
(矢別ダム「紅葉山林道」へ)

GPSトラックログを基にした


 函館市街地や湯ノ川から北東方向に見える端正な形の山が三森山(もともとは頂上部の形から三盛山だったらしい?)である(1)この山に、現在の渡島東部森づくりセンターの手によって登山道が開削されたのは2000年らしい。その情報をもとに、この山に初めて登ったのがその翌年の5月である。

 そのときは、松倉大船林道から続く林道は崖崩れ箇所があり、分岐で閉鎖されていたので戻り、南茅部へ向かう道々83号線の矢別トンネルを抜けてすぐ左の紅葉山線から入って、北尾根コースから登った。そのころは案内表示もなく、恐る恐る地図だけを頼りに長い林道を走ったものである。今では、紅葉山線の要所要所に案内表示板が整備されていて、登山口も北尾根コースと南尾根コースの2カ所あり、登山道も整備されている。

 今回は、それらの林道偵察と麓の紅葉鑑賞を兼ねて、松倉大船林道から続く林道から入り、南尾根コースを登り、下山後は矢別ダム方面へ抜ける予定で出掛けた。

<林道状況>
 結果的には、RV車ゆえに予定通り走ることができたが、松倉大船林道からの道は、奥に入るに連れて荒れていて、普通乗用車では走行不可能である。また、北尾根登山口と南尾根登山口の間の林道も深い雨裂ができている。やはり、この山へのアプローチは案内表示も整備され、比較的走りやすい矢別ダムの紅葉山線から入るのが正解である。南尾根コース登山口まで9km強の林道である。しかし、「三森山登山口まで1100m」の表示のある分岐から登山口までの林道は、非常に荒れていて普通乗用車での走行は困難である。Uターンできる場所もない上に道の両側から灌木の枝が被ってきているので、この分岐の駐車スペースに車を置いた方が良い。20分ほど余計に歩くだけである。
 
 登山口には、「頂上まで1000m」と書かれた洒落た看板が立っていていて、小さな鐘がぶら下がっている(2)そこまでの林道は荒れ放題であったが、登山道は非常にきれいに笹刈り整備がされていた。取り付きから南尾根に乗るまで間は結構な急登が続く(3) 15分ほどで南尾根に乗り、市街地から見る右側の肩まで登ると頂上と対面する。頂上までは快適な稜線歩きで、笹が刈り払われ、鐘のぶら下がった頂上標識(4)と三等三角点が迎えてくれる。



 独立峰的な頂上からは、南西方向に函館山と矢越岬(5)、東側には昨日登った恵山(6)、南側の津軽海峡と下北半島、北側には樹間から、一昨日笹刈りをしながら登った袴腰岳などの横津連峰など、360度の展望が広がる。ポカポカ陽気の下で、プロ野球日本ハム日本一セールのウイニィ入りのインスタントラーメンの昼食を摂る。前回来たときは春だったので、途中で採ってきた山菜入りのラーメンを食べたのを思い出した。
 
  下山途中、南側に、この後登る予定の丸山龍神宮の尖峰を探し、その右側の一等三角点の気無山も同定することができた(7)




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