三俣蓮華岳(2841m)(三百名山)<長野県/富山県/岐阜>
          〜黒部五郎岳(2840m) (百名山)  <長野県/富山県>  08,8,2〜3  
 
8/2(三俣山荘テン場まで)
●小池新道コース 
登山
地点
 5:30
 6:40
 9:30
11:40
13:20
13:40 
新穂高温泉
ワサビ小屋
鏡平山荘
双六小屋
三俣峠
三俣山荘テン場
[8:10]所要時間
三俣山荘テン場(泊)

親亀の上に子亀を載せて〜小さいリュックは日帰り用

鏡平の池〜バックに槍ヶ岳〜穂高連峰

・新穂高温泉から、裏銀座や中央部の三俣蓮華岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、野口五郎岳、烏帽子岳、笠ヶ岳の8座を踏破するためのベースキャンプとなる三俣山荘のテン場を目指した。5泊6日の予定であったが、結果的に雨で停滞日があり、6泊7日になった。

・新穂高温泉登山口ゲートの直ぐそばの駐車場に車をデポする。5泊で2500円を支払う。これまでで最高の天気。1時間半ほど左股林道を歩き、小池新道分岐から本格的な登山道となる。まずは鏡平山荘を目指す。高度を上げてくると右手に昨夏に歩いた槍ヶ岳と穂高連峰が見えてくる。それを眺めながら登る。さらに、昨秋に歩いた常念〜燕〜餓鬼までもはっきり見える。

・弓折分岐を越えると双六小屋や裏銀座の山々が見えてくる。遠くから眺めると穏やかに見える裏銀座の山々も近くで見るとそれぞれ個性的で存在感がある。8時間ほどで、三俣山荘のテン場に到着。明日からここを根城にあちこち登り歩く予定。とりあえず、明日は三俣蓮華岳を越えて黒部五郎岳の日帰りピストンの予定。

双六小屋とその向こうに鷲羽岳

双六岳の斜面を下ると目指す三俣蓮華岳が見えてくる

三俣山荘テン場のマイテント越しに夕陽を浴びる
鷲羽岳〜ワリモ岳〜水晶岳

8/3(三俣蓮華岳〜黒部五郎岳・往復
登山地点
下山
 4:40
 5:15
 5:45
 6:30
 7:15
(カール
コース)
 9:10 
テン場
三俣峠
三俣蓮華岳
三俣山荘分岐
黒部五郎小舎


黒部五郎岳
13:20
----
----
12:30
11:00(11:30)
(稜線
コース)
9:50
[4:30]所要時間[3:30]
三俣山荘テン場(泊)


モルゲンロートの三俣蓮華岳

三俣蓮華岳から大きなカールを抱いた黒部五郎岳を望む

・ご来光を見たくて夜明け前にスタート。まずは、三俣峠からモルゲンロートに輝く三俣蓮華岳を目指す。ちなみに、三俣というのは、山頂が富山・岐阜・長野の3県の県境になっていることによるらしい。三俣蓮華岳から対面する黒部五郎岳は、大きなカールを抱いたどっしりとした山だ。黒部五郎小舎まで下って、カールコースを登り、稜線コースを下った。昨日よりもっといい天気。北は朝日岳、南は御岳まで、北アルプスのあらゆる山が見える感じ。今回の山旅で登った山もすべてが見えるのがうれしい。

・黒部五郎岳の下りで思わぬ懐かしい感激の出会いが待っていた。今春小樽から横浜へ転勤になったHYMLメンバーのなにわやさんと奥様。彼らが逆コースで登ってきたので逢うことができたのだが・・・。テレマーカーの彼とはよく山スキーを一緒に楽しんだ仲だ。昨夜から同じテン場に泊まっていて、今晩もとまるとのこと。帰りの黒部五郎小舎で30分ほど休み、ボリューム満点のカレーライスを食べた。帰りは、三俣蓮華岳を経ないで三俣山荘へ抜ける近道を通った。

・テン場に戻って、下山して来たなにわやさんと、再会を祝してビールで乾杯。酔いが回り、夕食も摂らずにそのまま6時過ぎに眠ってしまった。

三俣蓮華岳から槍ヶ岳〜穂高連峰を望む

三俣蓮華岳頂上にて

丸山と三俣蓮華岳の間の大きなカール

カール底から黒部五郎岳の頂上を望む

黒部五郎岳頂上にて〜バックは薬師岳

黒部五郎岳から笠ヶ岳を望む

黒部五郎岳頂上から越えてきた三俣蓮華岳や明日歩く予定の山々、

黒部五郎岳の稜線コースで再会したなにわやさんとテン場で乾杯!

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