経ヶ岳(1625m) <福井県> (日本三百名山) 10,4、24 |
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勝山市郊外から望む経ヶ岳(中央) |
白山をバックの簡素な頂上 |
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経ヶ岳は、白山山群の別山から大野盆地へ向かって延びる長大な尾根の途中に聳えるピークの一つである。四囲に堂々たる尾根を派生した山容は、高度の割に威圧的で、昨秋登った百名山の荒島岳からもよく見えていた。 2日連続停滞で休養十分の朝、奧越高原青少年自然の家の少し奥の登山口から、日当たりが良くてほとんど登山道が露出した南西尾根をピストンした。三角山〜保月山〜杓子山〜中岳と4つのピークを経て頂上へ。中岳との間の切窓のコルからの最後登りは非常な急登だった。 三角山から尾根に乗ったが、そこまでの斜面は一面ツバキの花に彩られていた。尾根に乗ったらミネザクラが咲き、足元にはショウジョウバカマなど、久しぶりに春の山の雰囲気。右手には、昨秋登った百名山の荒島岳や能郷白山などがずっと見えている。振り返るとのどかな大野盆地。山名から予想していた宗教的色彩が全くない山だった。頂上にある石碑を見たら、昭和40年に福井大学WVが開削した登山道らしい? 頂上に着くとすっかりお馴染みとなった白山や野伏ヶ岳や大日ヶ岳と対面。しかし、今日の白山は頂上を雲で隠していた。天気は良かったが、風が強くこれまでで一番寒かった。 下山後、勝山市で「味噌煮込みきしめん」の看板に釣られて衝動食い・・・満足。勝山温泉センターでのんびりし、金沢に抜ける国道157号線を北上し、石川県に入り、明日の笈ヶ岳の登山口に近い道の駅「瀬女」まで。 |
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登山口から三角山までの斜面を彩っていたツバキ |
何とも艶めかしいアダムとイブの木 |
保月山から杓子山を見上げる |
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ずっと右手に付き合ってくれる荒島岳 |
中岳から望む切窓のコルと頂上への急登 |
のどかに広がる大野盆地と能郷白山 |
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ショウジョウバカマの蕾 |
ミネザクラ |
登山口の下で・・・満開の桜と荒島岳 |