国見岳(くにみだけ)(1739m)<熊本県・宮崎県> (日本三百名山)  05,11,29 


●雷坂コース(往復)<単独>
●標高差 1139mm
登山地点下山
7:45
9:40
10:05
11:20
雷坂取り付き
林 道
山池登山口
頂 上
14:40
13:20
12:55
12:05
[3:25]所要時間[2:35]
湯山温泉・元湯(入浴)
同上駐車場(車中泊)




雷坂上の林道跡から頂上を望む

頂上に建つ祠
・熊本と宮崎の県境にそびえる九州山地の山の最高峰である。しかも、この山こそが真の天孫降臨の地との説がある。それにしても、九州には、国見という地名や国見山と国見岳という山が非常に多い。祖母山で出会った地元の方の話では、国見山と国見岳の両方を合わせて50山ほどもあるとのこと。

・予定していた熊本側からの登山口までの林道は、昨年と今年の台風14号ですべて通行止めであった。そこで、最後の頼みとして、昨日椎葉村役場に電話して教えていただいた今年新しく作られたばかりのコースを往復した。それは、椎葉村尾前地区の奥から昔の人が熊本県側との往来に使った雷坂を頂上稜線下の1400m付近を通る林道跡まで今年再開削したばかりの新しい登山道である。林道へ出て30分ほど西へ進むと、山池登山口の標識が立っている。そこから稜線へ出て頂上へ通じるコースである。

・この山の魅力は稜線付近の自然林だそうだが、1700mを越えても大きな樹木に覆われているというのは北海道では考えられないが、これまで見たことのないほど立派なブナの大木が多いのには驚いた。また、頂上付近の霧氷がとてもきれいだった。それにしても人里からは目にすることができないほど奥深い山であった。

・下山後、役場に寄ってお礼を言い、明日の市房山を目指して、峠越えのくねくね国道を南下する。登山口近くの湯山温泉に入って、その駐車場を利用させていただいく。

再開削されたばかりの雷坂

2時間ほどでようやく林道跡へ出る。
この林道跡を西へ30分ほど進む。

稜線までの最短距離の沢沿いに登る山池登山口

稜線に出てそれを越えたところにある山池湿原

稜線上に生えるブナの大木

頂上近くの霧氷に覆われたシャクナゲの木

霧氷に覆われた樹木越しに頂上を見上げる

頂上から登ってきた雷坂の尾根を望む(左)


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