駒ケ岳(剣ヶ峰)(1131m)A
登山 | 地点 | 下山 |
11:10
11:35
12:20
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13:20 |
林道入口
林道終点
750ケルン
剣ヶ峰北側
剣ヶ峰P2 |
15:15
14:55
14:25
13:50
13:35 |
[2:10] | 所要時間 | [1:40] |
15:30 ちゃっぷ林館(入浴)
17:00 帰宅
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駒ケ岳の初めて登った南西尾根コースの750ケルン(函中コースの名残?)から剣ヶ峰をバックに(1)
四国遍路から帰って来たから、ずっと薮山低山ばかり続いたので、SHOさんと2人で、最近、ネット上に記録が見られるようになった駒ケ岳南西尾根コースにトライした。直接剣ヶ峰へ登れるコースで昔、函中(現在の函館中部高校)コースと呼ばれていたコースらしい。
昔の国道だった道路から別荘地だった若駒園のゲートを潜り(2)、突き当りまで進む。そこから左へ向かう道路の終点まで入って車を停めた。
そこから笹薮の刈り分けを入ると、「乗入禁止」の看板が立ち、砂防ダム造成のために造られた林道の入り口に出る(3)。
5mほどの刈り払いを抜けると林道のT字路に出ると、左にはゲートがある。山に向かう林道を進む(4)。右手に砂防ダムを見ながら進む(5)。
正面に目指す剣ヶ峰が見える(6)。25分の歩きで、林道終点に到着。その上の砂防ダムの横まで下りて、その左側からピンクテープの結ばれた尾根に取り付いた(7)。
尾根には、あちこちにピンクテープが結ばれている。薮は灌木主体で、気になるほどではない(8)。高度を上げて行くと、薮は低くなり、歩きやすくなる(9)。
草付き斜面から砂礫斜面に出た辺りで、駒ヶ岳では初めて目にしたミヤマオダマキが3株咲いていた(10)。右手を振り返ると大沼・小沼と横尾岳、その右側には函館山や下北半島も見える(11)。
尾根が細くなり、750mでそのピークに登るとケルンがあった。昔の函中コースの名残であろう。 750ケルンの細尾根をバックに締まった火山礫斜面を登る。この角度から眺める後ろの景観が新鮮な感じである(12)。やがて、やがて剣ヶ峰の岩場の根元に到着。左手眼下に森町市街地や噴火湾が広がる。砂原岳からはこの眺めが見られるが、駒ヶ岳からは初めてである(13)。
岩場には、左上へラバースするようにピンクテープが結ばれている。それにしたがって登って行く(14)。やがて、頭上に剣ヶ峰最高岩塔P1が見える真下で、昔から残る剣ヶ峰から砂原岳への縦走路に合流する(15)。この踏み跡は昔から何度か歩いている。そこから踏み跡を右へ進み、我々レベルが頂上とするP2を目指す。
P2の手前にはコメバツガザクラが咲いていた(16)。P1をと砂原岳をバックに記念撮影(17)。
砂原岳と噴火口を眺める(18)。SHOさんは、冬にはこの剣ヶ峰の下まで登っているが、夏の剣ヶ峰は初めてだというので、剣ヶ峰に続く砂原岳への縦走路を北へ進んでみることに。
中央ルンゼの横からP1の横へ登る。P1の上は岩登りの装備がないと登ることはできない(19)。
なお、4年前に登った中央ルンゼは、まだロープは残っていたが、岩が崩れてとても登れる状態ではなくなっていた。
中央ルンゼ越しのP1の左側に、丸山〜馬ノ背〜隅田盛と、その向こうに大沼と横津岳を眺める(20)。さらに北側の噴火湾越しに羊蹄山が見える所まで進んだ(21)。
そこから戻って、登って来たコースを下山した。