駒ケ岳(山行記録・目次)

(剣ヶ峰(1131m)・馬ノ背(902m)・砂原岳(1112m)・隅田盛(892m)ほか)



 森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山(成層火山)である。
蝦夷駒ヶ岳、渡島駒ヶ岳とも呼ばれる。
 江戸時代の旧称は内浦嶽。全国に多数存在する同名の山と区別するために北海道駒ヶ岳と呼ばれるが、地元・北海道では単に駒ヶ岳と呼ばれる。
 最高峰である剣ヶ峰、砂原岳、隅田盛の3つのピークを有し、寄生火山として東円山と西円山を抱いている。
普通の駒ヶ岳登山の頂上は馬ノ背である。
 なお、登山道は、昔は多くあったが、現在は馬ノ背に通じる赤井川コース1本だけ。
砂原岳へは西円山経由の望洋の森コースもあり、剣ヶ峰との間に縦走路もある。

 かっては富士山型の山容で標高も1,700m あったが、現在の山体が形成されたのは、1640年(寛永17年)の噴火である。
 大規模な山体崩壊による泥流が発生。大量の土砂は直下の噴火湾に流れ込み、大津波を発生させた。
 津波は、対岸の有珠湾岸へ押し寄せる。住民約700名が溺死。
この大噴火により山頂部が磐梯山のように崩壊し、現在のような2つの峰になり、馬蹄形カルデラと呼ばれる凹地ができた。
なお、崩れ落ちた土砂が折戸川を塞き止め、大沼、小沼などの湖沼が形成された。
 それ以降、小噴火を繰り返していて、1998年(平成10年)から入山規制の対象となっている。
現在も2010年(平成22年)に入山緩和された赤井川コースからの馬の背を除いて規制は続いている。
しかし、その規制は、災害リスク軽減のための任意の規制で、法的拘束力はない。

<コース・ピーク別山行記録の目次>
コース
山行記録・目次(クリックすれば、その記録が見られます)
馬ノ背
(赤井川コース)
17,10,31「弘南j観光ツアーガイド登山」
16,2,22「スキー登山・円山下まで
15,6,29「田中陽希さん歓迎登山」
12,9,15「ライフスポーツ秋の登山会
10.10.16「妻同行登山」
07,7,21「火山勉強会登山(赤井川コースから火口原まで)」
剣ヶ峰 20,3,7「スキー登山・南西尾根(函中コース)
19,11,23「逆川(函中沢)コース」
19.9,27「北西尾根(押出沢川左岸尾根)コース」
18.5,27「南西尾根(函中コース)」
15,9,1「剣ヶ峰〜砂原岳〜隅田盛周回縦走(赤井川コース)
砂原岳 20,10,8 新ルート「北面直登コース」
19,10,18 新ルート「テントウ沢周回ルート」
17,7,24「東円山〜砂原岳(鹿部ルート)
15,12,1「冬季登山(望洋の森コース)
15,9,1「剣ヶ峰〜砂原岳〜隅田盛周回縦走(赤井川コース)
15,8,23「西円山〜砂原岳(望洋の森コース)
92,5,17「望洋の森コース
隅田盛 19,9,30「留の沢コース」
18,2,9「スキー登山」(留の沢コース)
15,9,1「剣ヶ峰〜砂原岳〜隅田盛周回縦走(赤井川コース)
西円山
東丸山
20,7,9「スズムシソウ狙いの西円山」(望用の森コース)
17,10,6「西円山下見登山」(望洋の森コース)
17,7,24「東円山〜砂原岳(鹿部ルート)
15,8,23「西円山〜砂原岳(望洋の森コース






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