落ち着いて、周りの眺望を楽しむ。直ぐ北側に連なる幌天狗〜群別岳(中央)〜奧徳富岳の眺めが、壮観だ(7)。その右側に前暑寒岳は見えるが、暑寒別岳は奧徳富岳の陰で見えない。
反対側の山塊を眺めて、前日に登った円錐峰を探す。どうやら両側にゆったりとした尾根を延ばす端正な形の山がそれのようだ(8)。
その西側には、日本海と浜益区の水田風景が広がる(9)。
20分ほど休んで、下山開始。新道を下るが、こちらは、多く利用されているためか、非常に荒れている。急なのにステップがないので、ズルズルと滑って非常に怖い。ずっとロープが設置されているから、それを頼りに上り下りができる感じだ。その点、高度感はあるが、旧道の方がステップがきちんと保たれて、歩きやすく感じる。
そんな道を、スニーカーで、手に袋をぶら下げたスタイルの20人近い若者が非常に苦労しながら登ってくる。どこかの大学のゼミのハイキングらしい。
下山後、前日に引き続いて浜益温泉で入浴。その後、翌日の薮山グループでの天塩山脈の小平蘂山の集合場所である小平蘂ダム公園へ向かう。