袈裟丸山(1961m) <群馬県/栃木県> (日本三百名山)  10,5、31 
 
●塔ノ沢コース
<単独>
登山
地点
下山
6:00
6:45
7:40
8:30
9:20
登山口
寝釈迦
賽の河原
小丸山
頂上(前袈裟丸)
12:10
11:35
11:00
10:20
 9:40
[3:20]
所要時間
[2:30]
水沼駅温泉センター(入浴)
道の駅「白沢」(泊)

2ヶ所目の賽の河原から頂上(前袈裟丸)(左)と後袈裟丸を望む

一等三角点が設置されている頂上(前袈裟丸山)

・夜半までの霧雨も上がり、晴れ間がどんどん広がった初日の山は、袈裟丸山・・・かつて日本一の銅山で、日本の公害の原点といわれる足尾銅山を取り囲むように連なる足尾山塊の南西部に位置し、栃木県と群馬県の県境にいくつもの頂上を連ねている山。それらの頂は前袈裟丸〜後袈裟丸〜中袈裟丸〜奧袈裟丸などと名付けられている。最高峰は奧袈裟丸だが、一等三角点の設置された前袈裟丸を一般的に袈裟丸山と呼んでいる。山名の由来は、空海が赤城山の後、ここに来て、袈裟をまるめて捨て去った故事にちなんで命名されたという。

・寝釈迦を見たくて、塔ノ沢コースを前袈裟丸山までピストンした。大きな自然石に掘られた釈迦涅槃像は平らなところにあると思ったら、沢から切り立つ大きな岩塔の上にあった。作った人も凄いが見つけた人も凄い。新緑に包まれた苔むした岩の間を流れ落ちる塔の沢を詰めた稜線が賽の河原。そこから小丸山までの広い稜線は、ちょうど見頃のアカヤシオとシロヤシオのオンパレード。平日にも関わらず30人以上とあったが、このツツジ狙いのようであった。頂上近くなるとシャクナゲの花も・・・。

・登りでは、袈裟丸連峰、赤城山、明日予定の皇海山と鋸山、日光連山などが見えていたが、頂上に着くころにはガスに包まれ、下山時にもまったく見えなかった。早起きは三文の得・・・ほとんどの後に登ってきた人たちは気の毒だった。

・この後、皇海山登山口までの栗原川根利林道へ向かったが通行止めだったので、追貝側から入る栗原川林道手前の道の駅「白沢」で車中泊。

新緑に包まれた清流沿いの道を進む

高い岩塔の上の大きな自然石を刻んだ寝釈迦

塔ノ沢を詰めて稜線に上がると賽の河原

シロヤシオツツジとアカヤシオツツジの競演

小丸山と頂上とのコルにある避難小屋とトイレ

頂上手前から望む翌日の皇海山(左)と鋸山(中央)と男体山(右)


  (進む)皇海山へ 


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