乾徳山(けんとくさん)(2031m) <山梨県> (日本二百名山)  08,11/29  
 
●大平牧場コース <3名>
登山
地点
下山
 8:50
 9:00
 9:30
----
10:10
11:15
駐車場
登山口
道満尾根合流
避難小屋(休憩)
扇 平
頂 上
14:15
14:05
13:45
12:45
12:25
11:35
[2:25]
所要時間
[2:40]
韮崎市道の駅向かいの温泉(入浴)
道の駅・にらさき(泊)

下山後、駐車場から頂上を望む

岩の重なった狭い頂上

・この乾徳山は、中腹の牧歌的な風景とアルペンムードの山頂部が人気の山とのこと。ちなみに、山名は、武田信玄の菩提寺でもある恵林寺の山号に因み、恵林寺の乾(西北)の方向にあり、徳和の地籍から名付けられたとのこと。

・今日は、HYMLの本家となるMMLという全国な山のメーリングリストメンバーの東京在住の多摩のハイカーさんと八王子のYoさんの同行をいただいた。多摩のハイカーさんとは6年ほど前に北海道旅行にいらしたとき以来の再会でYoさんは初対面であった。

・大平牧場からスタートし、下山は別コースの避難小屋に寄ってゆっくり昼食タイムを過ごし、元のコースへ下った。朝は予報通り素晴らしい天気で、目指す山も見えていた。しかし、だんだん雲が広がり、登山口に着いたときには頂上に雲が懸かってしまう。眼下の甲府盆地は晴れていたのに、山は最後まで晴れることはなかった。頂上直下には吹き付けるガスが霧氷を発達させていた。中腹に広がる牧場跡ののどかな高原状のところを抜けると、一気に岩山と化し、岩尾根の急登に変わる。鎖場や梯子などのほかに溶けた雪が凍り、登山靴の二人は滑って大変だったが、自分はスパイク長靴が大いに効を奏した。垂直に近い20mほどの鎖場をよじ登ると、岩の積み重なった頂上に飛び出す。天候が悪かったにもかかわらず30人以上は登っていた。

・天気予報が外れて眺望と陽光には恵まれなかったが、お二人の同行者との楽しい出会いと変化に富んだコースに忘れられない一山となった。なお、妻は足手まといになりたくないとの想いから一人甲府市で遊んだ。

大平牧場跡駐車場からガスで隠れた頂上を見上げる

林道から登山道へ

火入れがされている扇平から頂上方向を見上げる

最初の鎖場

ガスが強風に運ばれて発達した霧氷

頂上直下の垂直に近い鎖場〜足掛かりは割れ目のみ

霧氷をバックに最後の鎖場を登る

ガスの下に覗く甲府盆地は晴れているらしい

35分ほど休憩した避難小屋(高原ヒュッテ跡)

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