毛勝山(2414m)(二百名山)   <富山県>  08,8,12  
 
●北西尾根コース
登山
地点
下山
 5:25
 7:05
 8:25
 8:40
 9:10
10:00
登山口
三角点(1479)
最初の池塘
2023ピーク
2151ピーク
毛勝山
14:00
12:45
11:35
11:25
11:00
10:35
[4:35]所要時間[3:25]
金太郎温泉(入浴)
魚津市・埋没林博物館
道の駅・滑川(泊)

唐松岳から眺めた毛勝三山(左から猫又山・釜谷山・毛勝山)

素朴な頂上標識と三角点

・疲れも溜まったので、予備日を前倒しして明日一日休養し、満を持して最後のこの山に登ろうと予定を変更した。しかし、前夜、富山名物の白えび料理に舌鼓を打った夕食後、TVで天気予報をみたら、「明日の夕方から雨、明後日も雨」・・・疲れたなんて言ってられない。またまた予定変更。道の駅は外気温29℃。暑くて寝られたものじゃない。山中の登山口の方が涼しいだろうと、60kmほど走って片貝第5発電所の先の橋を渡ったところの登山口手前着21:00。案の定23℃と涼しくて爆睡。しかし、運転し始めたのが、ビールを飲んでから1時間しか経っていなかったことに気付いたのはその後。

・この山、数年前までは夏道がなく、残雪期に頂上直下まで突き上げる毛勝谷を埋める雪渓登りしか方法がなかった。ところが、2001年に北西尾根に夏道が拓かれたらしい。しかし、道標類や登山口の表示も一切ないとのこと。阿部木谷橋から300mほど進むと先行者の2台の車があり、登山口を示すテープがぶら下がっていた。

・このコースの核心部は登山口から北西尾根へ合流するまでの支尾根の急登だ。登りも下りもたっぷり汗を掻かされた。尾根に乗ると、立山スギの巨木が目に付く、それほどの急登もない。2000m手前辺りから頂上までは雪田跡の快適な花畑の歩きが多くなる。頂上が近くなると、朝日〜雪倉〜白馬〜唐松〜五竜〜鹿島槍など、今回の前半に登った山々が見える。頂上に近付くに連れてガスが立ち上り、上空は晴れているのに、雲間に見えるのは、鹿島槍と劔岳だけとなる。やがて、それも見えなくなり下山開始。

・登り4時間半。下り3時間半。出会った人は4人だけ、これまでの北アルプスの最少記録。頂上の下で、300名山巡りで249座目という下山中の男性と出会う。この方、こちらが頂上に着いた頃には展望がなかっただろうと、帰宅後、わざわざ写真を送ってくださった。

・確かに疲れてはいたが、これで、今回の21山を加えて、一昨年から延べ4回で北アルプスにある日本三百名山33山を完登したことになる。これで、しはらくは北アルプスにくることもないだろう。温泉から上がったら、予報通り雷がなって本格的な雨になった。その後、魚津市の埋没林博物館を見学。明日はのんびり富山市市内観光でもして、新潟へ向かう予定。

テープがぶら下がるだけの登山口

深い毛勝谷を挟んで聳える大明神山

2000付近の雪田跡と最初の池塘

2023ピークから杓子〜白馬鑓〜唐松〜五竜〜鹿島槍の連なり

2023ピークで頂上と対面

青空を映す池とチングルマ

頂上から雲間に姿を見せる剱岳

頂上から雲間に姿を見せる鹿島槍ヶ岳

毛勝三山の猫又山(左)と釜谷山(右)

頂上から見下ろす毛勝谷〜以前は春にこの雪渓を詰めた

初めて目にしたタマアジサイ

登山口のすぐそばに生える立山杉の巨木

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