霞沢岳(2648m) <長野県> (日本二百名山)  07,8,27
 
●徳本峠コース <単独>
登山
地点
下山
 6:00
 6:45
 8:15
 9:05
11:00
11:40
上高地
明神
徳本峠
2428JP
K1
頂上
16:50
16:05
14:50
14:15
12:40
12:00
「5:40]
所要時間
[4:50]
さわんど温泉(入浴)

前日の奥穂高岳からの霞沢岳(左)

朽ちた頂上標識と三角点
・梓川を挟んで穂高連峰と対峙する山だが、いろいろな意味で対称的な山である。2500m付近まではずっと針葉樹林に覆われ、小鳥のさえずりを楽しみながら緊張場面もほとんどなく、淡々と歩ける山だった。昨日までは、10分と置かずに登山者に出会ったが、今回はわずか13人で頂上も独り占めという静かな山でもあった。

・ガイドブックや地図でも登り6時間半、下り5時間半の往復12時間のロングコースの山なので、ほとんどは徳本小屋に泊まって登るらしい。今日出会った13人のうち11人がそうであった。自分は登り5時間40分、下り4時間50分で、頂上での休憩も入れて11時間だったが、ここ5日間でゴール時のダメージが最も大きかった。

・残念だったのは、穂高連峰と槍ヶ岳の展望台的山なのに、登っている最中は見えていたが、頂上に着いたときには、それらはすっかりガスに覆われて見えず終いだった。

・急な登りのK1から頂上までの稜線は、両側から源頭が突き上げ、南面がすっぱりと切れ落ちていて、ハイマツとシャクナゲに覆われ、日高の主稜線を歩いている錯覚に陥る感じだった。

スタジオジャンクション(展望地)からは見えていた穂高連峰

林床をびっしりと埋め尽くしている針葉樹の幼木

最低コル付近から見上げる頂上(左)とK2とK1

KIへの登りの下の花畑

KIからK2と頂上への稜線を望む〜日高の稜線を思わせる

稜線上にたくさん咲いていたハクサンフウロ

頂上からK2とK1越しに聳えるガスで覆われた穂高連峰と
常念岳(右奥)

梓川を挟んで西隣に聳える北アルプス唯一の活火山・焼岳

北海道では見たことがない?センジュガンピ

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