出発時、海霧でじり雨、桧山へ抜けても雲が低 く、山見えず。しかし、瀬棚方面の日本海上は青 空が広がっている。駄目でもともと、島牧賀老コ ースの方へ回ってみる。後志方面は晴れ間多し。賀老高原に着いた頃は、頂上が見えていたが、 だんだん雲が覆っていく。地図を忘れたことに気 づき、登山口が分からず。「登山口まで5km」 の標識にしたがって進むと、そこが「新道コース」 の
登山口。
バスも含めてかなりの車がすでに駐車している。すでに高度700mくらいあるらしい。登山開始 して、まもなくダケカンバの根や幹を跨ぎながら の登行。タカネナナカマドの実が色付き始めてい る。35分ぐらい変化のない割りと急な道を進む。 距離が短いのでハイペースで登る。その間30人近く追い抜く。
やがて
下部お花畑に出る。まず目に飛び込んだのがエゾカンゾウの群生、小さな岩が点在する中に小柄なハクサンボウフウ、ハイオドリギ、コガネギクが一面に咲き乱れている。この時期にまだこれ程豊富な高山植物の花にお目にかかれるとは思わなかった。このお花畑を横切っている最中に8人程追い越す。