<2日目>
登山 | 地点 | 下山 |
6:20
8:20 |
涸沢
北穂高岳 |
10:20
8:45 |
[2:00] | 所要時間 | [1:35] |
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涸沢
屏風のコル
新村橋
上高地 |
11:00
12:05
14:10
16:05 |
| 所要時間 | [5:05] |
17:00 さわんど駐車場着(バス)
17:10 梓湖畔の湯(入浴)
20:00 塩尻市道の駅小坂田公園(泊)
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夜中も仲秋の名月がこうこうと照り、トイレに行くにもヘッドランプが不要なくらいだった。
快晴の朝を迎える。もしかしたら、モルゲンロートが見られるかもしれないとの期待で夜明けを待った。案の定、3000峰の上の方から徐々に燃えながら下へ降りて来た。紅葉だけでも最高だったのに、それをさらにアップさせる演出にこれ以上はない贅沢なひとときだった。
◎北穂高岳往復
朝日に照らされながら、まだ国内3000m峰で登り残していた北穂高岳へ向かった。最初は北穂の沢沿いの道を登るが、南稜へ取り付くところの急な岩場は鎖場と鉄梯子が設置されていた。ここが核心部だった。その上も急な岩場の登りが続いたが、細かくジグザクに続く道で、特に難しいところはなかった。
山頂からは、見える限りの北アルプスの大パノラマが広がっていた。
涸沢をバックに下山開始 |
◎パノラマコースから下山
今回の計画を立てているときに、上高地から途中の徳沢の先に涸沢へ抜ける前穂高岳の尾根と屏風岩のコルを通るパノラマコースというマイナーなコースがあることを知った。涸沢との標高差との関係で、楽な下山に利用した。
テントを解体し、11:00に出発。涸沢から屏風のコルまでは標高差130mしかないのに、アップダウンが激しく、岩場や岩崖のそばを通るワイルド且つハードなコースだった。
屏風の頭や耳にも寄りたかったが、最終バスの時刻に間に合わないのでパスした。1日目に登るか、2日目の北穂高の往復がなければ、時間的にも十分可能だ。
屏風のコルから梓川に架かる新村橋までの下りは、標高差850mの長く急な下りが続いた。
梓川沿いの道に出てすぐに、岩崎元郎さんに出会った。11年前の恵山の登山会や講演会のことを話したら、誕生日まで同じことを覚えていてくださった。
上高地まで戻り、16:25のバスに乗ることができた。さわんど駐車場に戻り、梓湖畔の湯で疲れを癒した。