神室山(1440m) <秋田県・山形県> (日本二百名山) 06,10,11 |
|
秋田県側から見た荒々しい神室連峰 |
誰もなかった静かな頂上 |
||||||||||
・朝の天気予報から、秋田県と山形県の県境に位置する日本二百名山の神室山へ向かう。奥羽山脈の中央部、栗駒国定公園南西部に連なる神室連峰の主峰である。この神室連峰は地累山地で高さの割に起伏が激しく、東面(秋田県側)がすっぱり切れ落ちた急峻な荒々しい地形が特色で、「みちのくの小アルプス」のよび名もある。 ・いくつかコースがあるが、どれもロングで標高差の大きいハードなコースばかりである。当初単独で秋田県側の変化に富むハードな周回コースを考えていたが、妻の同行希望と天気が下り坂なので、最短距離の山形県側の有屋口コースからトライした。それでも、妻の体調不良もあったが、往復で7時間近くも要した。 ・コースは整備はされているが、人工物などは一切なく、後半の急な尾根は丁寧にジグが切られ、昔から歩き込まれた感じで、自然度満点の快適なコースである。たくさん生えているブナの大木が印象的である。 ・稜線付近の紅葉がピークだったが、それは山形県側だけで、急峻な秋田側には紅葉するような木も生えていない。展望は数日前に登った北側の栗駒山と焼石岳が懐かしいが、いつも見えていたこれまでで最も近くの鳥海山は雲の中で見えなかった。 |
||||||||||||
有屋口登山口の立派な銅板の標識 |
ブナで覆われた斜面を登る |
尾根に続く快適な登山道 |
||||||||||
稜線分岐ピークと山形側斜面の見事な紅葉 |
稜線の山形側だけが紅葉、秋田側の急峻な斜面は 紅葉になるような木も生えていない。ピークは前神室山 |
有屋の集落から頂上を振り返る |