9/7
登山 | 地点 |
12:00
----
13:00
14:40 |
札内川ヒュッテ前
(林道MTB走行)
七の沢出会い
八の沢出会い |
[2:40] | 所要時間 |
9/8
登山 | 地点 | 下山 |
5:00
6:45
8:40
10:15 |
八の沢出会い
1000m三股
八の沢カール
頂 上 |
16:15
14:15
12:15
11:05 |
[5:15] | 所要時間 | [5:10] |
9/9
下山 | 地点 |
6:00
7:50
8:30 |
八の沢出会い
七の沢出会い
(林道MTB走行)
札内川ヒュッテ前 |
[2:30] | 所要時間 |
10:00 中札内道の駅
13:00 更別温泉(入浴)
17:00 中札内道の駅(泊)
|
通称・カムエク(1)は、日高山脈第2の高峰だが、登って良し、眺めて良し、道内1の名峰に挙げる岳人も多い。自分にとっても、これまで登って来た山の中では、北アルプスの剣岳をわずかに凌ぐ「わたしの一名山」である。日本二百名山ではあるが、日本三百名山巡りをしている人にとっては、最難関の山でもある。この山で完登ゴールを果たす人も多い。
自分の初登は、96年、帯広出張の翌日、八の沢コースの日帰り山行だった。当時は七の沢出会いまで車で入れたので、そのようなことができた。2度目は、04年のエサオマントッタベツ岳からコイカクシュサツナイ岳までの 3泊4日の 縦走途中に踏んでいる。八の沢カールまで下りて水の補給をしているが、 あいにくのガスの中だった 。
今回は 山頂でテント泊し、1917峰〜ピラミッド峰間の稜線歩きも入れた 2泊3日 の予定だった。しかし、初日の天候に恵まれず 八の沢出会いのテン場に前後泊の山頂ピストンに終わった。
◎9/7 八の沢出会いテン場まで
昨夜の内に札内ヒュッテまで入るつもりだった。しかし、雨が降っていたので、中札内道の駅に泊まって様子見。
朝になっても、霧雨が降り続き、スタートする気にはならない。9日以降の予報も良くない。カムエク山頂2泊の計画は、出だしから無残にも崩れてしまう。 明日は少し天気が良さそうなので、午後から、八の沢出会いまで入ってテント泊して、明日以降の天候に賭けることにした。
11:00に札内川ヒュッテ前駐車場に到着。ここでゲートが閉じられいるので、七の沢出会いまでの7.4kmの林道を歩かなければならない。今回は、その間に利用するMTBを車に積んできた。
あまり車輪を外したり、組み立てたりしたことがないので、MTBを組み立てるのに手間がかかった。腹ごしらえもして、12:00ちょうどに林道をMTBでスタート。20kgのリュックを背負ってのMTBは初めての経験だった。しかも、緩い登り道である。それでも、急なところを2回押しただけで、2度休み、1時間弱でなんとか走行することができた。
ダンプが走っていたが、その現場は、流失崩壊していた林道の修復のための工事現場だった。横に、下りて登り返す道が付けられていた(2)。
七の沢出会いは、広い河原だった。赤テープがあちこちにぶら下がっていたが、
適当に水量の少ない川の縁を歩いて行った(3)。しかし、19年前より主に左岸にずっと踏み跡が続いて、ずっと歩きやすくなっていた(4)。1時間30ほど歩いて休んでGPSを見たら、八の沢出会いがすぐそばだった。
テン場を探したら、登っている最中だと思われるテントが2張り見つかったので、そのそばの快適なところにテントを張った(5)。
1時間ほどしたら、苫小牧の3人グループが到着。こちらが、函館からというと、「もしかしたら坂口さん?」との問い。中の2人(OさんとKiさん)は拙サイトの愛読者で、感激され、それぞれツーショットの写真を撮られた。良く聞いたら、Kiさんは千葉県の方だそうだ。
先の2張りのテントの4名のメンバーは、こちらが眠ってしまった21時近くになって下山してきた。14時間を要したとのこと。迷ったのか、よほど脚力の弱い人がいたのかもしれない。良く無事に下山できたものだ。群馬県から来たそうだ。
◎9/8 カムエク往復
<まず、八の沢カールを目指す>
夜中に月が出ていたので、好天が期待できた。出発準備をしていたら、苫小牧メンバーと出発が一緒になった。リーダーのTaさんは立派な山頂標識を背負っていた。しかも、3週間前にも登っているという。せっかくの出会いだし、心強さもあり、後ろから同行させてもらうことにした。