開聞岳(かいもんだけ)(924m)<鹿児島県> (日本百名山) 05,12,02 |
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雨の中にも端正な姿を見せる開聞岳 |
一瞬だけガスがとれた頂上から池田湖が覗く |
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・薩摩半島の最南端に端正な形でそびえ、「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳は、日本百名山に選ばれている。頂上部が盛り上がって見えるのは、コニーデの上にトロイデが被った二重式火山のためらしい。この山の面白いのは、登山道が螺旋状にほぼ一周しているところである。コースはこの一本しかない。 ・朝起きたら雨が降っていたが、山は頂上まで見えていた。ドライブがてら長崎鼻や竹山を見た後、小降りになった頃を見計らって、登山口をスタートする。幸い、登り始めたら雨も上がってくる。5合目までは、展望の利かない常緑樹林の中を一定のペースで淡々と登る。5合目で初めて長崎鼻や鋭峰の竹山方面の展望が広がる。7合目から大きな岩が現れて一転して変化に富んだ道となる。ここからがトロイデの部分なのでろうか? ・頂上近くになったら、皮肉なことにガスに覆われ始める。期待していた九州最大のカルデラ湖の池田湖が眼下に見えたのは、ほんの一瞬だけであった。天候がよければ種子島や屋久島も見えるはずなのに残念である。下山中に再び雨が降ってきて、下山したら、これも皮肉なことに、雨の中なのに頂上のガスが取れていた。 |
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登山口から頂上を見上げる |
南国らしい照葉樹林の中を行く |
五合目付近から竹山(左)と長崎鼻を見下ろす |
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7合目から岩の多い急登となる |
こんなはしご場も |
あちこちに咲いていたトウゲブキ |