海向山(570m)〜恵山火口付近・外輪山周遊  2名  05,10,26
96,5,25椴法華コースからの「恵山〜海向山」  99,10,24紅葉時期の「恵山〜海向山」 
 03年6月のHYMLオフミ登山   05,9,28の岩崎元郎さん「新日本百名山・恵山記念講演会・登山会」

小春日和に誘われて、紅葉狙いで、登山道が整備された海向山ののんびり山行とちょっとコースを変えて恵山を楽しむ 

7:45 自宅発
8:50 賽の河原駐車場
登山
地点
下山
 9:00
 9:20
 9:40
10:20
賽の河原駐車場
周遊コース分岐
465m峰
頂   上
11:35
11:20
----
10:40
[1:20]所要時間[1:15]
昼食後、火口・外輪山周遊
登山
地点
下山
12:10
12:35
13:15
13:45
駐車場
恵山展望台
岬展望台
461ピーク
14:20
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13:55
[1:35]所要時間[0:25]
14:35 石田温泉(入浴)
16:30 帰宅 

GPSトラックログ(80kb)
 噴煙を上げる活火山・恵山の外輪山の最高峰である海向山は(1)、山頂までサラサドウダンツツジとエゾヤマツツジに覆われた山である。それらの花の頃と紅葉の頃がねらい目の山で、この時期これまで恵山とセットで、何度も訪れている。

 今回も快晴の天候に誘われての紅葉狙いで、本州から移住して1年になる鹿部町のEさん(日本登はんクラブ所属、恵山を新日本百名山に選んだ岩崎元郎さんと若い頃同じ昭和山岳会に所属)を誘っての再訪である。  

○まずは、海向山へ

 例年よりツツジの赤が弱いような感じの中、まずは海向山を目指して、賽の河原駐車場をスタートする(2)。平日にもかかわらず、数人のグループも仲間を待ちながら準備をしている。

 例年はもっと赤くなっているはずのサラサドウダンツツジ林の道を進む(3)昨年、この登山道が整備されという情報を得ていたが、確かに、沢には橋が架けられ、標識やピンクテープの巻かれた木杭が立てられ、木の階段や木道なども整備されている(4)これまで野生化した馬の踏み跡のせいで迷う人が多かったので、大変結構なことである。しかし、ややピンクテープが目に煩い感じもする。

 周遊コースの分岐から時計回りで左へ進む。だいたい中間地点となる456ピークへ登ると一気に展望が広がる。噴煙を上げる恵山(5)と津軽海峡、反対側にはこれから登る海向山の頂上と紅葉の斜面が見える(6)
 

 一度標高差60mほど下り、急斜面へ取り付く。途中で林の中を大きな鳥が飛んでいくので目で追ったら、白いフクロウが木に止まってこちらを見ている。登山中フクロウを目にしたのは初めてである。カメラに収めたつもりであるが、よく写っていなかった。例年より明らかにツツジの紅葉の鮮やかさに欠ける頂上へ到着したら、反対側から登ってきたというご夫婦が先着していた。 
 
 そこへ、駐車場で準備していた7人のグループが到着する。そのメンバーは、先日の岩崎元郎さんの講演会や記念登山会にも参加して私のことを知っているらしい。全員が私のHPにアップしてあるこの山の登山道のGPSトラックログを印刷したものを持っていて、お礼の挨拶をいただき、頼まれて一緒の写真に収まる(7)一緒に山座同定を楽しんでいる内に、また顔見知りの方がいる6名ほどのグループが到着して、一気に狭い頂上が賑やかになる。

 落ち着かないので、一足先に下山を開始する。頂稜から下り始めたところで火口原を挟んだ向こうに太平洋をバックにした恵山が見える絶好の写真スポットがあり(8)写真道までできている。そこを過ぎると急な下りとなるが、下り終わって少しすると、新しい分岐があって右側に新しい道ができている。どうやら以前の道を少しショートカットした道らしい。

 こちら側も以前に比べてよく整備された道が続いている。以前、こちら側から登ると、よく間違えて沢地形の踏み跡へ入っていって迷う人の多かった地点に、数年前に自分が立木に括り付けた「海向山→」の標識がまだ残っていた。

 2時間半ほどで海向山登山はゴールである。午後には、恵山に登るつもりであったが、二人ともひと月前の岩崎元郎さんとの新百名山記念登山会で登っているので、それを止めて、火口の中にある遊歩道や外輪山巡りに予定を変更して、そこで昼食を摂る。
 
○恵山火口遊歩道〜外輪山巡り

コースは、噴煙の登る荒々しい火口の中の遊歩道〜恵山の町並みや津軽海峡を見下ろす恵山展望台〜登山道〜椴法華コースと岬展望台の分岐〜岬展望台〜外輪山〜駐車場の2時間ほどのコースである。

火口遊歩道を辿る

右奧の噴煙を上げているところ

恵山展望台からつつじ山と町を見下ろす

溶岩のオブジェの下の登山道を通る

岬展望台から古部丸山と銚子岬を眺める

岬展望台から目指す外輪山を見上げる

稜線に残る進駐軍の無線基地跡

外輪山から恵山の全容を眺める

外輪山の461ピークを目指す

461ピークからフェリーを眺める

461ピークから海向山を望む


2日後の恵山〜海向山  2名 05,10,28 

2日後、帯広からはるばるToshiさん(昨年の十勝仮住まいの住居を探してくれた方)がこの山へ登りに来たので、案内がてらまた登りました。


恵山をバックに

頂上近くの溶岩帯で顔を出したキタキツネ

恵山灯台とホテル恵風を見下ろす

このあと登った海向山をバックに恵山頂上

海向山の登山道にて

海向山頂上にて、後ろは古部丸山(古部岳)



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