海向山(570m)トレイルラン
椴法華コース  5名+トレッキング4名  11,10,30
96,5,25椴法華コースからの「恵山〜海向山」 03年6月のHYMLオフミ登山  
05,10,27「紅葉の海向山〜恵山外輪山」 06,10,29「海向山トレイルラン」

クロカンスキー仲間と共に、例年よに比べて不作の紅葉鑑賞トレイルランを楽しんだ。 

8:50 ホテル恵風駐車場集合
登山
地点
下山
 9:00
 9:45
10:25
ホテル恵風駐車場
賽の河原駐車場
海向山
11:45
11:05
10:30
[1:25]所要時間[1:15]
12:00 ホテル恵風
    ・とどぽっくるの湯(入浴)
この紅葉時期恒例となりつつあるクロカンスキー仲間でもある函館トライアスロンクラブのメンバーと一緒にホテル恵風を起点とした椴法華コースからの海向山トレイルランを楽しんだ。復路は恵山にも寄る予定だったが、海向山から下り始めたら雨が降ってきたので、寄らずに下った。

 9名参加したが、故障者もいて、ラン組5名とトレッキング組4名に分かれてホテル恵風の駐車場をスタート(1)自分は、付いていけるところまで行こうとラン組に入った。5名の内、私とMAEさん以外の3名はトレイルラン初体験である。 
 
 平地を走ったら、とても付いていくことなどできないトライアスリートばかりだが、落ち葉で足元が見えないこともあり、慎重にゆっくり走ってくれるので快調に付いていくことができた(2)

十三曲りコースに入り、つづら折りの登りが続く。走らないで急ぎ足で登っていくので、いつもの速足登山のペースで付いていくことができたいつも平地しか走ったことのない若い2人は、いつものランペースとは違うようで、結構辛そうだった。

 やがて、このコース最大の紅葉ポイントへ近づいて行くが、全体的に茶色っぽい感じで、いつもの鮮やかさに欠ける感じだ(3)



いつもはもっと鮮やかな黄色や赤など多彩な紅葉を呈している尾根の末端部分とその下に見える椴法華灯台やホテル恵風を見下ろしてちょっと休憩(4)
 

  登り切って少し進み、恵山への権現台分岐から火口原(賽の河原)の先に目指す海向山が見えるが、非常に遠くに感じる。例年は真っ赤に見えるのだが、天候が悪いだけでなく、紅葉も不作のようだ(5)

 こんな山道を走っている姿は、登山者や観光客にとっては奇異に見えるらしい。好奇の目で眺められる。

 やがて、舗装された遊歩道に出ると、後に活火山の様相を呈している姿が目に飛び込んでくる。初めてこの山に登った若い2人は、この景観に感動しているようだ(6)

 賽の河原駐車場までで45分だった。トイレ休憩をして、再び走り始める。海向山の循環コースの分岐までは平坦なので、快適に走ることができた。

456ピークへの登りは急ぎ足。456ピークで目の前に広がる津軽海峡を眺めながら一息入れる。低く黒い雲に覆われているので、海の青さがないが残念(7)
コルまでの急な下りは周りの木々に掴まりながら慎重に下り、その先の急な登りは喘ぎながら登る(8)


 1時間25分で頂上に到着。私が参加した5年前とまったく同じ時間だった。先客のご夫婦にシャッターと押してもらう(9)そのご主人、私の顔を見て「坂口さんですよね。スキー指導員会の・・・」と来た「私、八雲のMaです。」とのこと・・・そう言えば、そのような名前の指導員がいたことを思い出す。拙サイトもよく見ているようだった。恵風からここまで1時間半で来たことを話したら、「凄いですね〜。私たちは、賽の河原の駐車場から1時間半掛かりましたよ」とのこと。

 下りに掛かるので、上のジャンパーを着て、下山を開始。恵山をバックの撮影ポイントで記念撮影(10)。この先のこのコースで一番の急な下りを、下りは慣れている自分がトップになって小走りで下る。そのうちに雨が降ってくる。下り慣れていない上に、靴もランシューズの若い2人は滑って小走りも難しそうだ。

雨の中の走りだが、斜度が緩くなり、落ち葉に覆われて滑らなくなると本領発揮で快調に走る(11)確かに、舗装道路を走るより、ずっと脚に優しい感触が気持ちよい。
やがて、恵山の荒々しい火口壁に向かって走る(12)

 遊歩道を抜け、焼けただれた不気味な溶岩の下の登山道はとても快調に走ることができる(13)やがて、十三曲りの下りへと掛かる。
雨で濡れたせいか、紅葉が登りの時より鮮やかに見えることに感動しながら駆け下りる(14)


 十三曲りを下って林道へ出たところで、賽の河原まで行って先に戻っていたトレッキング組の4名と合流する。その後は、ゴールまで一緒に歩く(15)

 駐車場に下りることろに、なぜか1本だけみごとに狂い咲きしているエゾヤマツツジがあった(16)

 みんなで恵風の温泉に入る。露天風呂でゆっくりお喋りをして上がり、休憩室で昼食を摂って解散。

 初めは全コースはとても付いていけないのではないかと思っていたが、特に辛い感じもなく、気持ちよく走ることができた。日常的に山で鍛えられている脚が功を奏したようだ・・・。



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