市房山(いちふさやま)(1721m)<熊本県・宮崎県> (日本二百名山) 05,11,30 |
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下山後水上村から眺める市房山 |
頂上にて |
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・熊本の南、宮崎と熊本の県境にそびえる山である。国道388号線のすぐそばに見える山で、豊かな自然が残り、古くから「御岳さん」と呼ばれ、御岳参りで賑わったという。 ・樹齢1000年以上ともいわれる直径2m近くもある見事な杉の巨木の並木に驚きながら、その根張りと石段の道を802年創建という市房神社の建つ4合目まで登る。神社の上から8合目辺りまでは、ロープ、木段、はしごなどが設置された岩や根張りの露出した急登が続く。周りは見事な原生林で、特にブナとモミの大木に目を見張るばかりである。古来から信仰の山で人の手が入らなかったのであろう。 ・生憎、頂上に着く頃には、濃いガスに覆われて展望には恵まれなかった。頂上付近の地面はカチカチに凍り、風も冷たく、毛糸の帽子を被り、フリースとカッパを着込んだ。平日にも関わらず、10人ほどが登っていた。北海道の山に何度か登りに来た方も2名いて、「いろいろ登ったけど、北海道の山が一番いいです。」とうれしいことを言ってくれる。 ・下山後、湯山温泉の昨日入った快適な村営の元湯(300円)で汗を流し、さらに南下し、明日の韓国岳〜高千穂峰縦走予定の登山口となる宮崎県えびの高原駐車場に落ち着く。 |
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前日、湯山峠を越えた地点からの夕陽に輝く市房山 |
樹齢1000年を越えているというみごとな杉の巨木 |
直径2mを越える杉の切り株 |
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802年創建といわれる市房神社 |
急登尾根のためロープ場やはしごが多い |
屋久島にも多かったヒメシャラノキと頂上 |
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9合目からガスが懸かり始めた頂上への道 |
あちこちの山に非常に多かった名称不明の木 |
頂上の反対側にあるチョックストーン「心見の橋」 |