3日目 10/23 <ウルバンバ谷観光>(高度順応) 専用車で移動谷 |
ウルバンバ谷のホテル〜8:30オリャイタイタンボ遺跡〜10:15陶芸工房見学〜11:45モライ遺跡〜13:00ミスナイ村〜15:00マラス塩田〜17:00ホテル
この日は、高度順応を兼ねた、3000m以上の高地であるウルバンバ谷とその周りの観光だった。
6:00のモーニングコールで起き、別棟となっている宿泊棟と周りの景色を眺める(1)。朝食ビュッフェのレストランは、我々以外はすべて欧米人だった(2)。
現地ガイドの藤井さんの案内で、専用車のコンドル旅行社のバスに乗り込む(3)。最初の訪問地は、オリャンタイタンボ遺跡(4)。ここは、修復されているが、昔から多くの人が居住する場所だった。行政管理上の中心地で、軍事的・社会的・経済的かつ宗教的な拠点であった。この後のインカトレイルにもこのような段々の石垣が必ず見られるが、下の方は畑だったようだ。要塞であった最上部には、様々な建造物が建っている。
現在も多くの人々が住むオイリャンタイタンボの町並み(5)。 最上部に建つ巨石が並ぶ未完成のままの太陽の神殿(6)。この巨石は、ウルバンバ川を挟んだ対岸の斜面から切り出し、この高さまで引き上げたとのこと。
下にある建物の中の沐浴場(7)。遺跡の入口に並ぶ伝統的な織物の色合いが美しい土産物露店(8)。
遺跡の周りに咲いていた木とサボテンの花々(9〜11)
地元の土で作成する陶芸工房の見学(12)。棚に並ぶ作品の一部(13)。
3439mの高地の自然の窪地を利用して造られた円形の段々畑のモライ遺跡(14)。修復されてはいるが、テラス状の耕地は、動物の家畜化や気候への適応、異種交配といった試験農園的な目的を持った所と考えられている。このほかに、小さな窪地にも2ヶ所同じような物があったが、そちらは修復されないで、自然のまま残っていた。 その遺跡から眺める氷河を抱いたベロニカ山群(15)。
この日の最高地点の3600mの高地で、現在も続く伝統的な生活風景を披露してくれるミスナイ村入口で、出迎えを受ける(16)。肥沃そうな耕地の広がる先にそびえる氷河を抱くチコン山群(17)。
出迎えてくれ、昼食の用意やいろいろな生活様式を披露してくれた地元住民の方々(18)。手作りの料理をふるまってくれた昼食風景(19)。
素朴ながらも、とても美味しかった伝統的な料理(20〜22)。
家の壁に利用する日干しレンガ(23)。地元住民の手作りの鋤で畑起こしを体験。1人が土を起こすと1人が交互に左右に寄せていく(24)
女性群が披露してくれた草木染めの様子(25)。このあと、実際の手織りの様子も披露してくれた。
最後の訪問地であるマラス塩田。この塩田は、塩が堆積していると考えられている地層から流れ出る水を塩田へ流し込んで、塩を造っている(26)。。ここの塩はミネラル分が非常に多く、海外にも高価で輸出されているとのこと
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