伊吹山(1377m)(日本百名山) <滋賀県/岐阜県> 09,11,20 |
|
山麓から見上げる伊吹山 |
日本武尊の石像が祀られている頂上 |
||||||||||
・伊吹山地の主峰で、滋賀県の最高峰。昔から山岳信仰の聖地で、「古事記」や「日本書紀」にも登場する山である。全山石灰岩の山で、採掘場が痛々しい。また、石灰岩の山特有の花の山で、「花の百名山」でもある。夏に登りたい山であった。 ・3合目から登ろうと、朝暗いうちに向かったが、車道が通行止め。下から登ると、次の山の時間がなくなる上に、駐車料金1000円が掛かる。やむなく3000円の伊吹ドライブウェイへ。下の方の紅葉がきれいだった。 ・山頂駐車場からは、少しでも登山気分を味わうべく、一番長い東遊歩道を登り、中央遊歩道を下りて、合計45分。東遊歩道だけは自然のままの道で、石灰岩が露出していて、朝露で滑るので歩きづらかった。しかし、夏には、山頂一帯の花畑が見事だろう。イブキを冠とした花も多い。山頂は広く、信仰の歴史を感じる多くの祠や石仏などがあちこちにある。頂上には日本武尊の石像が祀られていた。遠望は霞んで良く見えないのが残念。 |
||||||||||||
伊吹ドライブウェイ下の方の紅葉 |
ドライブウェイの途中から眺める頂上 |
東遊歩道を廻って頂上へ |
||||||||||
頂上から琵琶湖を見下ろす |
山頂一帯には、古くからの信仰の山としての形跡が多い |
山頂には土産屋も・・・すでに冬季閉鎖 |
藤原岳(1140m)(日本三百名山) <滋賀県/三重県> 09,11,20 |
|
山麓から見上げる藤原岳 |
石灰岩が積み重なった頂上 |
|||||||||||||||||||||
・鈴鹿山脈北部の山。平地からそそり立つ感じの山で、6合目辺りまでの登山道はほとんどが急斜面にジグを切って続いていた。この山も全山石灰岩の山で、「花の百名山」にも選ばれている。 ・8合目で合流する聖宝寺コース(裏道)を登り、下りは、尾根道の大貝戸道(表道)を下って周回した。スタート直後の聖宝寺の300段ほどの石段がきつかった。そこから石灰岩剥き出しの涸沢(聖宝谷)沿いの急登。下りも急な尾根だった。8合目からは緩やかな登りだったが、石灰岩の山らしい露出した白い岩や山頂一帯の小規模ながらもカルスト地形が印象的な山だった。 |
|||||||||||||||||||||||
聖宝寺への300段以上続く石段 |
紅葉狙いの観光客で賑わっていた聖宝寺境内 |
ときには、露出した石灰岩の岩盤の涸れ沢を登る |
|||||||||||||||||||||
尾根上の8合目へ向かってトラバース |
石灰岩が露出した上に建つ藤原山荘 |
藤原山荘前から眺める頂上 |
|||||||||||||||||||||
頂上より標高が高い天狗岩(左奧) |
マユミ(ツリバナの仲間) |
山麓にある大規模な太平洋セメントの採掘場と工場 |