二ッ森(277m) <松前町>
<荒谷川林道から南東尾根> 単独 18,5,22
登り | 地 点 | 下り |
5:55
6:15
7:15 |
林道終点
尾根取り付き
頂 上 |
8:30
8:15
7:30 |
[1:20] | 所要時間 | [1:00] |
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この山は、松前町の荒谷川上流の西側に位置する山で、
国道228号の松前温泉の入口付近から眺める双耳峰がそれらしい(1)。もし、これだとすれば、山名の由来も納得できる。
国道から荒谷川沿いの林道を走る。国道から1kmほどで終点になっていた(2)。地図にはその奥にも続いていることになっている。踏み跡はずっと続いているので、それを辿った。
地図を見ながら、頂上に近い南東尾根に取り付くつもりで進んで行った。15分ほど歩いたら、小さな小屋が2棟建っている。雰囲気としては社のようである(3)。この先の踏み跡は最近のものと思われる粗い笹刈りが入っていた。すぐに、橋が現れる(4)。橋を渡ったすぐの尾根に取り付くことにした。
その尾根には、鹿道なのか明瞭な踏み跡が続いていた(5)。その踏み跡を辿り、しばらく登って行くと、右手に人工林があった。その先は踏み跡がはっきりしなくなったので、そこまでの作業道跡だったのかもしれない。その先は胸丈くらいの笹に覆われていた(6)。
c150〜c180の間はかなりの急斜面で薮も薄かった(7)。この斜面は、顕著な尾根でないので、帰りは方向を間違って軌道修正を余儀なくされた(GPSトラックログ参照)。そこを登り切ると、左手に目指す頂上が見えた。このときは双耳峰には見えなかった(8)。c180からは方向を西に変えて少し下って行く。コルから頂上への登り返しとなる。
頂上までの斜面は笹と灌木に覆われた斜面だった(9)。頂上は平坦で、背丈を超える濃密な笹薮だった(10)。三等三角点(点名・荒谷)があるはずだが、探してみたが見つからなかった。
途中から眺めた感じや、地図上でも双耳峰には見えなかったが、薮を掻き分けていると、目の前にこちらより高く見える尖ったピークが見えて、初めて双耳峰だということが分かった。
木も生えてなく、珍しくピンクテープもなかった。登頂の証拠はGPSで確認するしかない(11)。少し背丈の低くなっているところから顔を出すと、南東方向に白神岳〜天狗岳と海が見えた(12)。