6:30 阿寒湖畔駐車場
登山 | 地点 | 下山 |
6:55
7:40
8:10
8:45
10:05 |
スキー場駐車場
リフト終点
白湯山
南コル
フレベツ岳 |
12:10
12:00
11:45
11:10
10:10 |
[3:10] | 「所要時間」 | [2:00] |
12:45 雌阿寒温泉・野中温泉(入浴)
17:30 日高道の駅(車中泊)
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阿寒湖温泉街の裏にある白湯山経由のフレベツ岳。この両山は、自分も執筆者の一人である『北海道雪山ガイド』にも掲載されているので、疲れたはいたが、ぜひ登りたい山であった。ただし、前もって読んでいかなかったので、効率よい登り方はできず、白湯山を越えて往復することに・・・。
風邪を引いたらしく、喉が痛くて熟睡できなかった。しかし、今回の山旅でもっとも良い天気だった。これで6日連続の山行となったが、今日で打ち上げなので、頑張ることにした。
阿寒湖畔スキー場への道を進むと、途中にゲートがあって施錠されていた。仕方ないので、そこから歩こうと準備をしていると、スキー場関係者がやってきた。スキー場駐車場に車を停めさせてもらってスタート。リフトの運行まではまだ2時間以上あるので、
きれいに圧雪されたゲレンデの中をスキーで登り始める。2本コースがあるが、緩い左側を登った(1)。
左のゲレンデと右のゲレンデのスター地点の下のリフト降り場から振り返ると、阿寒湖と雄阿寒岳が見えた(2)。そこから、さらに上のリフト終点まで登っていく(3)。下から45分でリフト終点に到着。
その先からさらに白湯山のピークを目指して、針葉樹林帯へと入っていくと、まもなく目指す頂上が見えてくる(4)。
濃い針葉樹林の中をジグを切って登っていくと、開けたところに到着。そこが頂上かと思ったが、もっと奥だった。しかし、再び濃い林の中へ入っていくので、そこにスキーをデポし、かんじきに履き替える(5)。結局、GPS示す頂上らしきところを通過したが、頂上感はまったくなかった。むしろ、スキーをデポしてきたところの方が頂上らしかった。
平坦な頂上を越えてまっすぐ進むと、下り始める。その途中の林の切れ間からフレベツ岳頂上が見えた(6)。スキーで下るには木が煩いので、かんじきに履き替えたのが正解だった。
やがて、眼下に開けたところが見える。その辺りが林道が通過している南コルのようだ。その右側に雌阿寒岳の姿が見えてくる(7)。
その左側には、目指すフレベツ岳がはっきりとその姿を現した(8)。
林道を横切って、尾根を降りていくと、目の前に規模の大きなフレベツボッケ(泥火山)が現れた(9)。白湯山の東側にある白湯山ボッケ群は、遊歩道や展望台が整備されていて、数年前に見たことはあるが、ここにもあるとは知らなかった。
その左側を通って、再び濃い針葉樹林で覆われた尾根をまっすぐ登ってフレベツ岳頂上を目指す(10)。
さすが、6日連続となると、疲れが大きい。途中で、何度も止めようかという誘惑と闘いながら、そのたびに休憩を入れて登っていく。
コルから1時間20分でようやくフレベツ岳頂上に到着した(11)。
北東側だけが少し開けて、雄阿寒岳と阿寒湖は見えたが、それ以外の展望は木が邪魔で思うように見えないのがもどかしい(12)。せめて、近いはずの雌阿寒岳もすっきりと見えて欲しかった。
白湯山からの下りは、東側に、針葉樹林が刈り払われて、細いダケカンバが生えているだけの滑りやすい斜面があった。多分スキー場を造るときに、頂上までゲレンデを繋げるつもりだったのだろうと思いながら下っていったら、案の定リフトの終点に到着した。登りの針葉樹林の斜面を下るよりはずっと楽だった。
上のリフト降り場からは、ゲレンデの中を気持ちよく滑り降りた。たまたま、下で朝にゲートを開けてくれた係員に会ったので、お礼と下山報告をすることができた。
下山後、再び雌阿寒温泉の200円の野中温泉に入って帰路に就く。音更の柳月の工場に寄り、お土産を買って、日高の道の駅まで走って、そこで車中泊した。