奥穂高岳(3190m) <長野県> (日本百名山) 07,8,25〜26 |
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前日の中岳から南岳越しに望む穂高連峰 |
奥穂高岳頂上にて |
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・北アルプスの最高峰(穂高連峰の主峰)で、標高が国内第3位の名峰。涸沢から眺める岩峰群の景観は息を飲むほどのパノラマである。 ・8/25、前日、槍ガ岳を下山し、テントを張った横尾から登り、涸沢経由でビスターリモードで白出のコルにある穂高岳山荘のテン場まで5時間30分。急な岩登り状態のザイテングラードは適度な緊張感にリュックの重さを忘れるのがいい。 ・テントを張った後に20分で登れる3110mの涸沢岳を往復。西側はガスに覆われ、槍もみえず。往復5時間の北穂高岳はパス。奥穂高岳は明日の下山コース上なので、今日は登らないでまったりと過ごす。明日のご来光が楽しみ。夕陽や夕焼けも見えたので、明日も天気がよさそう。 ・8/26、常念岳の上からのご来光は5:10。槍ヶ岳と奥穂高岳の両方が見える涸沢岳に登る。奥穂高岳や槍ガ岳のモルゲンローテも鑑賞。 みごとな快晴で北アルブスの山々の他に富士山までも見える。 ・テン場に戻り、テントを撤収して、奥穂高岳頂上を目指す。名峰もごった返して全然落ち着かない。これまで陰になって見えなかった焼岳と霞沢岳、その奥に乗鞍岳と御嶽が見えるのが嬉しい。それにしても穂高連峰全体が切り立った岩山で、どのピークやどの尾根を見ても高所恐怖症の自分には身の毛もよだつ存在である。次に目指した前穂高岳の分岐までのルートもが自分には難所の連続。やはりごった返し状態の前穂高岳であった。しかし、槍ヶ岳と北穂高と奥穂高が一緒に見えるのがいい。 ・紀美子平から上高地へ続く岳沢までの急な痩せた岩尾根を下る。これまた梯子や鎖の連続。奥穂高岳から6時間で振り出しの上高地に到着し、最高の天気に恵まれた3泊4日の槍と穂高の山旅は無事終了。さわんど温泉で4日間の汚れを落としてさっぱりする。 |
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涸沢カールから眺める前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳の半円を描く岩峰群 |
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本谷橋から屏風岩(左)の奥に見える北穂高岳 |
ザイテングラードからカール底と常念岳を望む |
賑わう穂高岳山荘前と奥穂高岳前峰 |
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階段状に整地されているテン場 |
20分で登れる3110mの涸沢岳 |
涸沢岳頂上にて |
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涸沢岳からコル越しに屹立する北穂高岳 |
トウヤクリンドウ(大雪のクモイリンドウと同じ仲間) |
夕焼け空と雲海の上に頭を出す笠ケ岳 |
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前穂高岳と月 |
常念岳の後ろの雲海とご雷光 |
奥穂高岳東面のモルゲンローテ |
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槍ガ岳のモルゲンローテ |
渋滞気味の奥穂高岳への登り |
朝日に輝くジャンダルム |
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奥穂高岳から眺める北側の山々 |
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中央奥に見える富士山、手前は前穂高岳 |
紀美子平から奥穂高岳を振り返る |
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前穂高岳から北穂高岳と槍ガ岳を望む |
岳沢コース途中にある風穴〜本当に涼しかった! |
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