上河内岳(2803m)(日本二百名山) 〜聖岳(3013m)(日本百名山) <静岡県/長野県> 09,8,12 |
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ガス中の上河内岳頂上 |
北側はスカッ晴れの聖岳頂上〜バックは赤石岳 |
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・今回の山旅最後の日程は、素泊まりした茶臼小屋から二百名山の上河内岳と南ア3000m峰南端の山で百名山の聖岳をゲットし、易老渡登山口へ下山の予定。濃いガスに包まれた朝を迎える。天気予報は悪くないし、時折ガスの切れ目から青空が覗く。徐々に回復するであろうと、茶臼小屋を5:20にスタート。 ・しかし、上河内岳もガスの中。今日の稜線は昨日と違い、ずっと森林限界の上のハイマツと岩稜で、花畑が広がっている。天気が良いと展望を楽しみながらの快適な歩きを堪能できるだけに残念。聖平まで来ると、上空に青空が見え始め、期待を抱かせる。下りの分岐の薊平を過ぎて一面トウゲブキやトリカブト(キタザワブシ?)の花畑の斜面の上に今日初めて姿を見せる聖岳・・・。嬉々として急斜面を登る。 ・頂上は雲海の上に突き抜け、東側には富士山や笊ヶ岳、北側は隣の赤石岳や荒川三山、遠くは仙丈ヶ岳まで見える。しかし、南側の昨日から越えて来た光〜茶臼〜上河内は白く厚い雲の中に隠れたまま。上河内は非常に形の良い山なので近くから眺めたかったし、茶臼に至っては、山容がはっきりと印象に残らなかったのが残念。でも、最後の最後に青空の下の大展望を得られだけでも大満足で下山の途に就く。茶臼小屋から聖岳まで5時間、頂上休憩20分、聖岳から易老渡登山口までが3時間40分で、ちょうど9時間でゴール。 ・これで今回のひと月に渡る長い山旅の打ち上げ。お盆のETC割引の始まる翌朝の高速に乗り、大間まで走り、直接函館に帰ることに。そのために飯田市の隣の高森町の温泉に入り、道の駅「花の里いいじま」に落ち着く。 |
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ガス中の茶臼小屋を後にして |
南岳への細く急な岩稜帯の登り |
崩壊地に咲くハクサンオミナエシ? |
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聖平の分岐点 |
トウゲブキとトリカブトの群落の上にようやく青空が・・・ |
ガスのベールが取れ、すっきりとした姿を現した聖岳 |
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聖岳から望む赤石岳〜左奧は仙丈ヶ岳 |
聖岳からの笊ヶ岳〜布引山の稜線と富士山 |
越えてきた南側の稜線は雲の中 |
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西沢渡の籠引き渡し〜水量が少なかったので下の橋を利用 |
あちこちの林道や登山道でよく目にしたフシグロセンノウ |
前日から歩いたが、ガスの中で見えなかった3山 |