日暮山(303m) 大沼かんぽの宿横コース  01,8,07

2ヶ月ほど山から遠ざかっている気持ちを少し癒した?早朝散策低登山
天使の落としたサンドイッチ
5:50 大沼プリンスコテージ発
登山地点下山
6:20
6:45
登山道入口
頂  上
7:15
6:50
[0:25]所要時間[0:25]
7:45 大沼プリンスコテージ着
 この山は大沼公園とその周辺の展望の山である。頂上の200mほど下まで車で入れることもあり、過去に2度ほど足を運んでいる山でもあり、この山を178山目として数えHPにアップするにはちょっと抵抗があった。しかし、浅地氏からこの山の一枚紀行の墨絵を送られていること(1)、よく学校の登山遠足などで登られている山でもあること、このHPにアップ済みの「北海道百名山」に数えられている円山(札幌)と嵐山(旭川)より標高も高いこと、さらには、妻の病気のため2ヶ月ほど山から遠ざかっている最中でもあり、ある意味では印象に残る山になるかも知れないことなどからこのページを作成することにした。
大沼プリンスゴルフ場からの日暮山
 退院1週間後の妻の静養を兼ねて、家族4人で近くの大沼プリンスホテルのコテージ村で2泊3日を過ごす。その3日目の早朝、天候はイマイチであるが、家族がまだ寝ている内にコテージを抜け出し、4kmほど先の大沼公園の展望台の山・日暮山頂上を目指してデジカメ片手に早朝散策に出かける。
登山車道
 大沼プリンスホテルのゴルフ場から見える山をカメラに収め(2)、その広い敷地を抜け、国道5号線と小沼湖畔を結ぶ車道を小沼側に500mほど歩くと大沼かんぽ宿の入り口に「日暮山展望台入口」の標識が立っている。そこから右手に入り、かんぽの宿への舗装道路と分かれ、時折雲間から朝日が木漏れ日となって差す鬱蒼とした林の中に続く未舗装の車道をブラブラ歩きで進む(3)。
頂上
 何度か大きくカーブして登っていく道であるが、その道が南へ向いているときは樹間からジュンサイ沼の湖面が覗き、すぐ下を走る国道5号線の車の音が結構うるさい。そんな道を20分ほど歩くと、広い駐車場があり、日暮山の解説板が立っている。昔は「小沼山」とかこの山の持ち主の名前をとって「笠原山」と呼ばれていとのことである。結構古い時代から大沼観光の名所の一つであったのであろうか、そこから両側にきちんと両側に四角い石が埋められた登山道が200mほど続き、頂上へ続く。

 頂上はそんなに広くはないが、きれいな芝生状態になっていて(4)、三角点が設置されている。駒ケ岳は残念ながら上半分は雲の中に隠れ(5)、大沼と小沼も重たい雲に覆われたままである(6)。天候がよいと横津連峰も見えるのであるが・・・・。解説板には「360度の展望」と書かれているが、西側は林で遮られ、ジュンサイ沼の姿は見えなかった。

 腰を下ろす気分にもなれず、いずれまた、天候のいいときにでも写真だけ撮りに再訪しようと思い、来た道を下ることにする。わずかな歩きなのに、昨日の大沼一周早朝ジョグ(14.4km)の疲れからかだんだん腰が痛くなってくる。天候に恵まれれば、もっとスッキリした感じがあったであろう2時間ほどの早朝散策を終える。 


 


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